木元 貴祥

株式会社PASS MED(パスメド)代表

【保有資格】薬剤師、FP、他
【経歴】大阪薬科大学卒業後、外資系製薬会社「日本イーライリリー」のMR職、薬剤師国家試験対策予備校「薬学ゼミナール」の講師、保険調剤薬局の薬剤師を経て現在に至る。

今でも現場で働く現役バリバリの薬剤師で、薬のことを「分かりやすく」伝えることを専門にしています。

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私の勉強法紹介

2.循環器系

ベンテイビス吸入液(イロプロスト)の作用機序【肺動脈性高血圧症】

厚労省は2015年9月28日、「肺動脈性高血圧症」を効能・効果とするベンテイビス吸入液(一般名:イロプロスト)を承認しました! ベンテイビスは国内初の吸入による肺動脈性高血圧症治療薬です。 &nbsp ...

5.内分泌・骨・代謝系

マリゼブ(オマリグリプチン)の作用機序【糖尿病】

2018/11/26    

厚労省は2015年9月28日、「2型糖尿病」を効能・効果とするマリゼブ錠(一般名:オマリグリプチン)の承認したと発表がありました。 マリゼブはDPP-4阻害薬に分類されている薬剤です。 既存のDPP- ...

10.皮膚・骨格筋

ザガーロ(デュタステリド)の作用機序【男性型脱毛症(AGA)】

2020/6/27    

「男性の男性型脱毛症における発毛及び育毛、脱毛(抜け毛)の進行予防」を効能・効果とするザガーロカプセル(一般名:デュタステリド)が2015年9月28日に承認されました! 今回は男性型脱毛症(AGA)と ...

4.消化器系 8.感染症

ハーボニー配合錠(レジパスビル/ソホスブビル)の作用機序【C型肝炎】

2023/2/11    , ,

厚労省は2015年7月3日、「セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品・新医療用配合薬のハーボニー配合錠( ...

2.循環器系

トラクリア小児用分散錠(ボセンタン)の作用機序【肺動脈性高血圧症】

「肺動脈性高血圧症」を効能・効果とするトラクリア小児用分散錠32mg(一般名:ボセンタン水和物)が2015年11月に発売されました! これまでのトラクリア錠62.5mgは成人にしか使用できませんでした ...

3.呼吸器系

スピオルト レスピマット(チオトロピウム/オロダテロール)の作用機序【COPD】

2019/7/12    

2015年9月28日、厚労省は「慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解」を効能・効果とするスピオルトレスピマット28吸入、同レスピマット60吸入(一般名:チオトロ ...

5.内分泌・骨・代謝系

トルリシティ(デュラグルチド)の作用機序【糖尿病】

2024/6/3    ,

厚労省は2015年7日3日、「2型糖尿病」を効能・効果とするトルリシティ皮下注アテオス(一般名:デュラグルチド遺伝子組換え)を承認しました。   今回は糖尿病治療とトルリシティ(デュラグルチ ...

6.腎・泌尿器系

ベタニス(ミラベグロン)の作用機序と副作用【過活動膀胱(OAB)】

世界初のアドレナリンβ3受容体作動薬であるベタニス錠25mg/50mg(一般名:ミラベグロン)が2011年7月に承認されました!   今回は過活動膀胱とベタニス(ミラベグロン)の作用機序につ ...

10.皮膚・骨格筋 後発品

プロペシア(フィナステリド)の作用機序【男性型脱毛症(AGA)】

2020/6/27    

男性型脱毛症(AGA)治療薬のプロペシア錠の後発品(GE品)であるフィナステリド錠0.2mg「ファイザー」、同1mg「ファイザー」が2015年4月に発売されました。   日本でのプロペシアの ...

8.感染症 10.皮膚・骨格筋

デュアック配合ゲル(クリンダマイシン/過酸化ベンゾイル)の作用機序と副作用【尋常性ざ瘡(ニキビ)】

2018/7/26    ,

  厚労省は2015年3月26日、厚生労働省は「尋常性ざ瘡(にきび)」を効能・効果とするデュアック配合ゲル(一般名:クリンダマイシンリン酸エステル水和物/過酸化ベンゾイル)を承認したと発表が ...

4.消化器系 8.感染症

ソバルディ(ソホスブビル)の作用機序【C型肝炎】

2022/11/30    

厚労省は2015年3月26日、「セログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」を効能・効果とするソバルディ錠(一般名:ソホスブビル)を承認しました! ...

3.呼吸器系

エクリラ ジェヌエア(アクリジニウム)の作用機序と副作用【COPD】

2018/7/12    

厚労省は2015年3月26日、厚生労働省は「慢性閉塞性肺疾患の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解」を効能・効果とするエクリラ400μgジェヌエア吸入用(一般名:アクリジニウム臭化物)を承認しました。 ...

5.内分泌・骨・代謝系

ザファテック(トレラグリプチン)の作用機序【糖尿病】

2018/11/26    

厚労省は2015年3月26日、「2型糖尿病」を効能・効果とする週1回投与のDPP-4阻害薬ザファテック錠(一般名:トレラグリプチンコハク酸塩)を承認しました! ザファデックは国内では8番目のDPP-4 ...

5.内分泌・骨・代謝系

テネリア(テネリグリプチン)の作用機序【糖尿病】

2018/11/28    

2012年6月29日、2型糖尿病治療薬のテネリア錠20mg(一般名:テネリグリプチン)が承認されました。 テネリアは「DPP-4阻害薬」に分類されています。 今回は糖尿病とテネリア(テネリグリプチン) ...

5.内分泌・骨・代謝系

ネシーナ(アログリプチン)の作用機序【糖尿病】

2018/4/5    

2010年4月16日、2型糖尿病治療薬のネシーナ錠(一般名:アログリプチン安息香酸塩)が承認されました。 ネシーナは「DPP-4阻害薬」に分類されています。 今回は糖尿病とネシーナ(アログリプチン)の ...

5.内分泌・骨・代謝系

エクア(ビルダグリプチン)の作用機序【糖尿病】

2018/11/26    

2010年1月20日、2型糖尿病治療薬のエクア錠50mg(一般名:ビルダグリプチン)が承認されました。 エクアは「DPP-4阻害薬」に分類されています。 今回は糖尿病とエクア(ビルダグリプチン)の作用 ...

10.皮膚・骨格筋 12.悪性腫瘍

ゼルボラフ(ベムラフェニブ)の作用機序と副作用【悪性黒色腫】

2018/11/26    

厚労省は2014年12月26日、「BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫」を効能・効果とするゼルボラフ錠(一般名:ベムラフェニブ)を承認したと発表がありました。 今回は悪性黒色腫とゼルボラ ...

8.感染症 10.皮膚・骨格筋

ベピオゲル(過酸化ベンゾイル)の作用機序と副作用【尋常性ざ瘡(ニキビ)】

2018/5/13    ,

厚労省は2014年12月26日、「尋常性ざ瘡」を効能・効果とするベピオゲル(一般名:過酸化ベンゾイル)を承認したと発表がありました^^ いわゆる「ニキビ」に対する外用薬です☆ 過酸化ベンゾイルは殺菌活 ...

5.内分泌・骨・代謝系

ジャヌビア/グラクティブ(シタグリプチン)の作用機序【糖尿病】

2018/4/5    

2009年10月16日、2型糖尿病治療薬のジャヌビア錠/グラクティブ錠(一般名:シタグリプチン)が承認されました。 ジャヌビアとグラクティブは「DPP-4阻害薬」と呼ばれる新規作用機序を有する薬剤です ...

4.消化器系

タケキャブ(ボノプラザン)の作用機序と副作用【胃潰瘍・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎】

厚労省は2014年12月26日、以下を効能・効果とする新有効成分含有医薬品のタケキャブ錠10mg、同錠20mg(一般名:ボノプラザンフマル酸塩)を承認しました。 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、低 ...

4.消化器系 12.悪性腫瘍

アブラキサン(パクリタキセル)の作用機序と副作用【膵臓がん】

2020/7/9    

既に販売中のアブラキサン点滴静注用100mg(一般名:ナノアルブミン化パクリタキセル)に「治癒切除不能な膵がん」の効能・効果が2014年12月18日に追加されました。 今回は膵臓がんの治療とアブラキサ ...

2.循環器系

オプスミット(マシテンタン)の作用機序:類薬との違い【肺動脈性高血圧症】

「肺動脈性高血圧症」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品のオプスミット錠10mg(一般名:マシテンタン)が2015年3月26日に承認されました!   オプスミットはエンドセリン受容体拮抗薬 ...

7.炎症・免疫・アレルギー 8.感染症

コムプレラ配合錠(リルピビリン/エムトリシタビン/テノホビル)の作用機序【HIV】

2022/5/25    

2014年11月18日、抗HIV薬のコムプレラ配合錠の承認を取得したと発表がありました。   コムプレラ配合錠は既に販売されている以下のHIV治療薬を配合した薬剤です。 リルピビリン:非核酸 ...

1.中枢神経系

ベルソムラ(スボレキサント)の作用機序と副作用【不眠症】

2023/11/9    

2014年9月26日、厚労省は「不眠症」を効能・効果とするベルソムラ錠(一般名:スボレキサント)を承認しました。 製薬会社 製造販売元:MSD(株)   ベルソムラは「オレキシン受容体拮抗薬 ...

2.循環器系 11.血液・造血器系

リクシアナ(エドキサバン)の作用機序と副作用【静脈血栓塞栓症】

2021年8月25日、リクシアナ錠・OD錠(エドキサバン)の「非弁膜性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制」の効能・効果に対して、出血リスクが高い高齢者では1日1回15mgに減量 ...

1.中枢神経系

アリセプト(ドネペジル)の作用機序【認知症】

アリセプト(一般名:ドネペジル)の適応に2014年9月19日、「レビー小体型認知症における認知症症状の進行抑制」が追加されました。 製薬会社 製造販売元:エーザイ(株)   今回はレビー小体 ...

4.消化器系 12.悪性腫瘍

エルプラット(オキサリプラチン)の作用機序【各癌腫とレジメン】

2023年3月27日、エルプラット点滴静注液50mg/100mg/200mg(一般名:オキサリプラチン)の「胃がん」について、新用法・用量として「A法(2週間毎のFOLFOX療法)」を追加することが承 ...

血液

11.血液・造血器系 12.悪性腫瘍

マイロターグ(ゲムツズマブオゾガマイシン)の作用機序と副作用【急性骨髄性白血病】

2018/4/25    

今回は急性骨髄性白血病に使用されるマイロターグ点滴静注用5mg(一般名:ゲムツズマブオゾガマイシン)についてご紹介します。 マイロターグは「抗体薬物複合体:Antibody drug conjugat ...

1.中枢神経系

アマージ(ナラトリプタン)の作用機序と副作用【片頭痛】

2018/8/1    

今回は片頭痛治療薬として使用されるアマージ(一般名:ナラトリプタン)をご紹介します。 アマージはトリプタン製剤に分類されています。   片頭痛の発症メカニズムやアマージ(ナラトリプタン)の作 ...

3.呼吸器系

ラパリムス錠(シロリムス)の作用機序と副作用【リンパ脈管筋腫症】

2021/10/4    ,

2021年9月27日、「難治性リンパ管疾患」を対象疾患とするラパリムス錠1mg(一般名:シロリムス)の適応拡大が承認されました。   ラパリムス錠は2014年7月4日に「リンパ脈管筋腫症」を ...