木元 貴祥

株式会社PASS MED(パスメド)代表

【保有資格】薬剤師、FP、他
【経歴】大阪薬科大学卒業後、外資系製薬会社「日本イーライリリー」のMR職、薬剤師国家試験対策予備校「薬学ゼミナール」の講師、保険調剤薬局の薬剤師を経て現在に至る。

今でも現場で働く現役バリバリの薬剤師で、薬のことを「分かりやすく」伝えることを専門にしています。

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私の勉強法紹介

2.循環器系

アデムパス(リオシグアト)の作用機序【肺動脈性肺高血圧症】

アデムパス錠0.5mg、同錠1.0mg、同錠2.5mg(一般名:リオシグアト)の効能・効果に「肺動脈性肺高血圧症」が2015年に追加されました! アデムパスは初の可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺 ...

血液

11.血液・造血器系 12.悪性腫瘍

イストダックス(ロミデプシン)の作用機序【末梢性T細胞リンパ腫】

厚労省は2017年7月3日、「再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品イストダックス点滴静注用10mg(一般名:ロミデプシン)を承認したと発表がありました! 本日は ...

5.内分泌・骨・代謝系 7.炎症・免疫・アレルギー

プラリア(デノスマブ)の作用機序と副作用【関節リウマチ】

2018/9/28    ,

厚労省は2017年7月3日、「関節リウマチに伴う骨びらんの進行抑制」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品のプラリア皮下注60mgシリンジ(一般名:デノスマブ(遺伝子組換え))を承認したと発表がありま ...

4.消化器系 12.悪性腫瘍

スチバーガ(レゴラフェニブ)の作用機序と副作用【肝細胞がん】

2019/5/14    

2017年6月26日、「がん化学療法後に増悪した切除不能な肝細胞がん」の効能・効果を追加する新効能医薬品 スチバーガ錠40mg(一般名:レゴラフェニブ水和物)が承認されました!   本日は肝 ...

新薬承認・薬価収載

【新薬承認】12製品(2017年7月3日)

2018/11/1    

  厚労省は2017年7月3日、新薬12製品を承認したと発表がありました! 本日は一覧としてご紹介いたします^^   ●パルモディア錠0.1mg(一般名:ペマフィブラート): 「高 ...

新薬承認・薬価収載

【新薬承認】4製品(2017年6月26日)

2018/11/1    

  2017年6月26日、医療用医薬品4製品について、新効能追加等が承認されました! 本日は一覧としてご紹介いたします。 ●アクテムラ皮下注162mgシリンジ、同162mgオートインジェクタ ...

新薬承認・薬価収載

【期待の新薬:承認了承】6製品(2017年6月9日)

2018/12/17    

  厚労省の薬食審医薬品第一部会は2017年6月9日、新薬6製品の承認の可否を審議し、全て了承したと発表がありました! 通常ですと、1カ月程で正式に承認される予定です。 本日は一覧としてご紹 ...

新薬承認・薬価収載

【期待の新薬:承認了承】5製品(2017年5月30日)

2018/11/1    

  厚労省の薬食審医薬品第二部会は5月30日、新薬5製品の承認の可否ついて審議し、全て了承したと発表がありました! 本日は一覧としてご紹介します☆ ●アメナリーフ錠200mg(一般名:アメナ ...

3.呼吸器系 12.悪性腫瘍

ザーコリ(クリゾチニブ)の作用機序と副作用【ROS1陽性の肺がん】

2024/6/25    

厚労省は2017年5月18日、「ROS1融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」を効能・効果とするザーコリカプセル200mg、同250mg(一般名:クリゾチニブ)の効能効果追加を承認した ...

4.消化器系

スインプロイク(ナルデメジン)の作用機序【オピオイド誘発性便秘症】

厚労省は2017年3月30日に「オピオイド誘発性便秘症」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品のスインプロイク錠0.2mg(一般名:ナルデメジントシル酸塩)を承認したと発表がありました☆ 本薬は日本発 ...

新薬承認・薬価収載

【新薬:薬価収載】8製品(2017年5月24日)

  2017年5月24日、新薬8製品が正式に薬価収載されました☆ 本日は一覧としてご紹介いたします^^ ●インチュニブ錠1mg、同3mg(一般名:グアンファシン塩酸塩) 効能・効果:「小児期 ...

6.腎・泌尿器系 12.悪性腫瘍

ヴォトリエント(パゾパニブ)の作用機序と副作用【腎細胞がん】

2019/4/26    

2014年3月、ヴォトリエント錠200mg(一般名:パゾパニブ)に「根治切除不能又は転移性の腎細胞がん」の適応が追加されました。   今回は腎細胞がんとヴォトリエント(パゾパニブ)の作用機序 ...

新薬承認・薬価収載

【期待の新薬:承認了承】2製品(2017年4月21日)

2018/11/1    

薬食審医薬品第二部会は2017年4月21日、新薬として抗がん剤2製品の承認の可否を審議し、いずれも承認を了承したと発表がありました! 両剤とも希少疾病用医薬品の指定を受けているようです^^ 本日は一覧 ...

4.消化器系 7.炎症・免疫・アレルギー

シンポニー(ゴリムマブ)の作用機序【潰瘍性大腸炎】

2018/11/26    

厚生労働省は2017年3月30日、「中等症から重症の潰瘍性大腸炎の改善及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)」の効能・効果を追加するシンポニー皮下注50mgシリンジ、同皮下注100mgシリン ...

4.消化器系 12.悪性腫瘍

ザルトラップ(アフリベルセプト)の作用機序【大腸がん】

2020/6/27    , , ,

厚労省は2017年3月30日、「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品のザルトラップ点滴静注(一般名:アフリベルセプト ベータ(遺伝子組換え))を承認したと発 ...

新薬承認・薬価収載

【新薬 承認】10成分(2017年3月30日)

2020/12/2    

厚労省は2017年3月30日、新薬10成分23品目を承認したと発表がありました! 本日は一覧としてご紹介いたします☆ ●ニンラーロカプセル2.3mg、同3mg、同4mg(一般名:イキサゾミブクエン酸エ ...

4.消化器系 7.炎症・免疫・アレルギー 10.皮膚・骨格筋

ベリナート(ヒトC1-インアクチベーター)の作用機序【遺伝性血管性浮腫(HAE)】

2017年3月24日、ベリナートP静注用500(一般名:乾燥濃縮ヒトC1-インアクチベーター)に「侵襲を伴う処置による遺伝性血管性浮腫の急性発作の発症抑制」の効能・効果が追加されました。 その後、20 ...

4.消化器系 7.炎症・免疫・アレルギー

ヒュミラ(アダリムマブ)の作用機序【潰瘍性大腸炎】

2020/11/4    

今回は潰瘍性大腸炎とヒュミラ皮下注(一般名:アダリムマブ)の作用機序についてご紹介します。   潰瘍性大腸炎とは 潰瘍性大腸炎は炎症性腸疾患(炎症を伴う腸疾患)の1つであり、大腸の粘膜に炎症 ...

4.消化器系

リンゼス(リナクロチド)の作用機序【便秘型IBS】

厚労省は2016年12月19日「便秘型過敏性腸症候群」を効能・効果とするリンゼス錠0.25mg(一般名:リナクロチド)を承認したと発表がありました! 過敏性腸症候群は「IBS(irritable bo ...

4.消化器系

【B型肝炎 新薬】ベムリディ錠

2018/11/1    

本年最後の投稿です♪ 今年もたくさんの方々にご覧いただき、誠にありがとうございました^^ 2017年もどうぞ「新薬情報」をよろしくお願い申し上げます。 では、本日も新薬を一つご紹介いたします☆ 厚労省 ...

5.内分泌・骨・代謝系

パーサビブ(エテルカルセチド)の作用機序と副作用【副甲状腺機能亢進症】

厚労省は2016年12月19日、「血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品のパーサビブ静注透析用2.5mg、同5mg、同10mg(一般名:エテルカルセチド塩酸塩)を ...

血液

11.血液・造血器系 12.悪性腫瘍

アイクルシグ(ポナチニブ)の作用機序【CML】

2019/9/12    

厚労省は2016年9月28日、「前治療薬に抵抗性または不耐容の慢性骨髄性白血病」および「再発又は難治性のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病」に対するアイクルシグ錠15mg(一般名:ポナチニブ ...

5.内分泌・骨・代謝系

イニシンク(アログリプチン/メトホルミン)の作用機序【糖尿病】

2018/11/26    

厚労省は2016年9月28日、「2型糖尿病(ただし、アログリプチン安息香酸塩及びメトホルミン塩酸塩の併用が適切と判断される場合に限る)」を効能・効果とするイニシンク配合錠(一般名:アログリプチン安息香 ...

1.中枢神経系

ゾーミッグ(ゾルミトリプタン)の作用機序と副作用【片頭痛】

2018/11/25    

今回は片頭痛治療薬として使用されるゾーミッグ(一般名:ゾルミトリプタン)をご紹介します。 ゾーミッグはトリプタン製剤に分類されています。   片頭痛の発症メカニズムやゾーミッグ(ゾルミトリプ ...

4.消化器系 5.内分泌・骨・代謝系 12.悪性腫瘍

アフィニトール(エベロリムス)の作用機序と副作用【神経内分泌腫瘍】

2018/3/15    

2016年8月26日に、「神経内分泌腫瘍」の適応追加としてアフィニトール錠(一般名:エベロリムス)が承認されました^^ アフィニトール錠はすでに「膵神経内分泌腫瘍」に適応を有していた薬剤ですが、膵に限 ...

1.中枢神経系

イミグラン(スマトリプタン)の作用機序と副作用【片頭痛】

2018/8/1    

今回は片頭痛治療薬として使用されるイミグラン(一般名:スマトリプタン)をご紹介します。 イミグランはトリプタン製剤に分類されています。   片頭痛の発症メカニズムやイミグラン(スマトリプタン ...

血液

11.血液・造血器系 12.悪性腫瘍

カイプロリス(カルフィルゾミブ)の作用機序【多発性骨髄腫】

厚労省は2016年7月4日、「再発または難治性の多発性骨髄腫」を効能効果とするカイプロリス点滴静注用10mg、同点滴静注用40mg(一般名:カルフィルゾミブ)を承認したと発表がありました! &nbsp ...

8.感染症 10.皮膚・骨格筋

エピデュオゲル(アダパレン/過酸化ベンゾイル)の作用機序【尋常性ざ瘡(ニキビ)】

2018/4/22    ,

厚労省は2016年7月4日、「尋常性ざ瘡」を効能・効果とするエピデュオゲル(一般名:アダパレン/過酸化ベンゾイル)を承認したと発表がありました! エピデュオゲルは、ディフェリン(アダパレン)とベピオ( ...

1.中枢神経系

レグテクト(アカンプロサート)の作用機序【アルコール依存症】

2019/2/20    

2013年3月25日、「アルコール依存症患者における断酒維持の補助」を効能・効果とする新薬のレグテクト錠333mg(一般名:アカンプロサートカルシウム)が承認されました。 今回はアルコール依存症とレグ ...

1.中枢神経系

抗酒薬(嫌酒薬)の作用機序【アルコール依存症】

2019/8/16    

今回はアルコール依存症と抗酒薬(嫌酒薬)の作用機序についてご紹介します。 現在までに抗酒薬は、 シアナマイド(一般名:シアナミド) ノックミン(一般名:ジスルフィラム) が販売されています。 &nbs ...