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『薬の使い分けがわかる!ナースのメモ帳』はこんな看護師におススメ|評判・使い方は?

本記事は広告を含みます。(この表記は令和5年3月28日内閣府告示第19号を受け、不当景品類及び不当表示防止法(昭和三十七年法律第百三十四号)に基づく表記です。)

薬の使い分けがわかる!ナースのメモ帳のポイントやレビュー・評判を掲載

 

2023年9月に、メディカ出版さんから「薬の使い分けがわかる!ナースのメモ帳」を発売させて頂きました・・・!!

 

本書は、

との共著です。

 

看護師向けの「薬の本」は多数出版されているものの、手に取って読んだ時に「なんだか分かりにくいなぁ…」と感じることが多くありました。

 

木元 貴祥
看護師の業務に関係がなかったり、薬剤師向けの薬学書と同様のことが書かれてあったり・・・。

 

そんなとき、SNSを通じて交流のあった、はっしー先生から「看護師向けの薬学書を一緒に書きませんか?」とお誘いいただきました!!!

 

私自身、もっともっと読みやすい本を作りたい!とぼんやり考えていた時期でした。また、はっしー先生が医療に真面目で、かつ説明が分かりやすいことは、日頃の投稿から知っていたので、即答でOKしましたね♪

 

私は普段、看護師国家試験対策の講義をしていますので、看護師として現場で活躍している卒業生達に何かを届けたいという思いもありました(見ている卒業生、いますかねー?笑)。

 

看護師国家試験対策予備校の講師職に興味があるかも?という方は、こちらもご覧くださいませ。

 

なお、本書は予約が殺到したことから、発売前に当初の部数よりも増刷となり、看護学書だけでなく、「医学・薬学・看護学・歯科学」のAmazon売り上げランキングで1位を獲得しています!!!

 

↑楽天のページならサンプルが22P読めます!

 

木元 貴祥
私が携わった本の中でもベスト オブ ベストセラー。それだけ注目度の高い本と言えるでしょう。

 

本記事では『ナースのメモ帳』の特徴や使い方と共に、本書をおススメしたい看護師象について紹介していきますね!

 

まずは簡単な紹介動画をどうぞ↓↓

 

看護師の副業事情!?

看護師の副業|専門性を活かしたおすすめの稼げる働き方6選

>>看護師の企業転職ならマイナビ看護

コンセプト:看護師が最初に読みたい薬の本

本書は、看護師が「最初に読みたい薬の本」を目指して執筆しました。

なので、複雑・難解、という書き方は極力避け、「何に気をつければよいのか?」が伝わりやすいように書いています♪

 

直感的に理解しやすいよう、比較対象の薬をオレンジで色分けし、視覚的にも読みやすいようにこだわっています!

 

その他のこだわりポイントは以下の3点です。

 

読み切れるページ数

分厚い本は読むのが大変で、続きを読む気が削がれてしまうことはありませんか?

本書は、目次や索引を除くと、約200ページと読みやすい分量にまとめています。

読書の習慣がない、という方にも、最初の1冊として手に取っていただきやすい分量ではないでしょうか♪

 

本のサイズと重さ

職場の休憩室でもパラパラと読みやすいサイズ感です。B5、A4となると、腰を据えて、「勉強時間」を確保して読む本・・・って気がしませんか?

ぜひ、病院や訪問看護ステーションにて、休憩時間の5分を使ってお読みください♪

 

使用頻度が高い薬を中心に!

はっしー先生・木元の感覚から注目度の高い薬のチョイスはもちろん行っていますが、

本書ならではの工夫として、はっしー先生の10万人を超えるフォロワーさんに「この薬とこの薬では、どちらをよく使いますか?」など、こまめにアンケートをとりながら、使用頻度が高い薬をまとめました!

インスタでのアンケート調査

 

添付文書やガイドラインの「重要な内容」をわかりやすくまとめ、かつ、新薬の情報も反映しています。

 

木元 貴祥
これは当サイト「新薬情報オンライン」がありますからね、こだわったポイントです!

 

例えば、本書の【第4章 睡眠薬】では

  • スボレキサント錠とレンボレキサント錠:オレキシン受容体拮抗薬を比較

という項目があります。新薬情報オンラインの中でも解説している内容ですが、より看護師向けになっています~。

デエビゴ(レンボレキサント)の作用機序【不眠症】

続きを見る

 

本を読み終えた後の振り返り方、勉強方法なども、本書では触れていますので、ご覧になってみてください。

ナースのメモ帳のあとがき

 

「どの診療科でもみかける薬」を中心に執筆しているので、どんな看護師さんでも楽しんで読んでいただけると思います♪

 

ちなみに、いろんな診療科・いろんな場所での勤務にご興味がある方は「応援ナース」という働き方もありますよ~。

最近、コロナも落ち着いたため、活発化してきたようです。沖縄・北海道・離島などなど、人気があります★

応援ナースを実体験してみたメリット・デメリット

 

さて、本書は看護師であるはっしー先生がメインで執筆しています。

看護学校で学び、現場を経験し、その「看護師」が学び始めるには、どのような内容がよいか?の温度感が抜群だと思います。

 

木元 貴祥
私は監修とコラム担当でした♪

 

変に小難しいことばかりが羅列されていて、結局は本棚に眠りっぱなしの勉強本もあるかと思いますが、『ナースのメモ帳』はそんなことにはなりません!!

 

本書の構成・使い方:全18章

本書は「第1章 解熱鎮痛薬」~「第18章 ツムラ漢方薬」の全18章です。

所属する部署によって重要な章は異なると思いますので、ご自身の関係する章からお読みいただいてOKです!

 

 

特に、「第1章:解熱鎮痛薬」、「第2章:オピオイド鎮痛薬」、「第3章:下剤・便秘薬」、「第4章:睡眠薬」、「第5章:保湿剤・褥瘡治療薬」については、日々の処置や約束指示に基づき「看護師の判断で使用する場面が多い」ことから前半に位置付けています。

 

また、巻末には「引用・参考文献一覧」も掲載していますので、気になる方はご確認いただけると幸いです。

 

さて、本書の使い方ですが、基本的には、医薬品名は「一般名(薬の成分の名前)」で表記しています。

また、左側で紹介している薬を「青色」、右側で紹介している薬を「オレンジ色」、両者に共通する内容は黄色ピンク色などを使用しています。

 

このルールは、本書全体にわたって適用されており、視覚的にも理解しやすいつくりになっています!青とオレンジの色分けは、ボックス、文字等、一貫して使用していますよ♪

 

その他、

  • 用法用量の補足
  • ちょっとしたひとことmemo
  • まとめの項目

を掲載していますので、パッと見て理解しやすく工夫しました。

 

また、私が薬剤師の視点で「ワンポイント講座」を掲載していますので、実務の+αとしていただけると嬉しいです!

 

 

 

なお、「各章のまとめ」もあり、こちらでは、複数の薬を表形式で解説しています!!これがまた便利ですごい。

 

木元 貴祥
例えば、12章「消化性潰瘍治療薬」のまとめはこんな感じです。

 

もし見慣れない章・領域の薬であっても、章末のまとめを見るだけである程度の知識は定着するのではないでしょうか。

 

こんな感じで、延べ128の薬を比較しているのが本書です。

 

私は、文章表現にはかなりこだわる方だとは思うのですが、一緒に執筆して、はっしー先生のこだわりもめちゃくちゃ感じました。

 

どう書くのが分かりやすいか?

この表現では誤解をうまないか?

もっとストレートに書いた方がよいんじゃないか?

などなど、2人+編集部で何回も何回もやり取りしながら作りました。。。大変でしたが、良い思い出・・・。

執筆・校閲中の『ナースのメモ帳』

完成目前の『ナースのメモ帳』

 

こんな看護師におススメ!

本書は「エキスパート向き」の本ではありません。

 

ですので、

  • 働き出してまだ1~3年目の看護師
  • 薬の勉強はこれから、という看護師
  • よくみかける薬の基本を知りたい!という看護師

などなど、上記のような看護師に、ぜひ読んでもらいたいと考えています。

 

木元 貴祥
看護師は薬の最終投与者になることが多く、法的責任を問われる可能性がある職業です。

 

純粋な学びのため、というのはもちろんなのですが、不要なトラブルからご自身を守るためにも、本書をご活用いただけたらと思います。

 

評判&レビュー

発売後に様々な評判をいただいています!

もし、ご自身のブログ等に感想を投稿された際には、ご一報いただけますと、当サイトに掲載させていただきます。

 

木元 貴祥
忌憚のないご意見・ご感想をお待ちしています!X(Twitter)での投稿もOKです。

 

 

 

Amazonのレビューも高評価で嬉しい限りです!

 

さいごに

『薬の使い分けがわかる!ナースのメモ帳』は、はっしー先生のデビュー作&私の看護師向け書籍のデビュー作です。

 

とにかく分かりやすいもの、伝わりやすいものを作りたい。

という想いで、お互いめちゃくちゃ気合を入れて執筆しました!!

 

買ったけど、読まずにしまっちゃった・・・

そんな風にさせてはなるものかと、コンセプト、内容、ボリューム、色、こだわってこだわって書き上げました!!!!

 

木元 貴祥
よかったら、Amazonや楽天で試し読みもしてみてください♪

 

 

本書があなたの日常業務に少しでもお役に立てれば嬉しく思います。

 

本サイト「新薬情報オンライン」では、継続的に新薬の情報を分かりやすく配信しています。ぜひ今後ともよろしくお願いします!

 

新薬情報オンラインTOP

 

姉妹サイト「メディカルタックス」では、看護師向けの働き方やお金事情について解説しています。こちらも併せてご参考にしてみてください♪

メディカルタックス

 

  • この記事を書いた人

木元 貴祥

株式会社PASS MED(パスメド)代表

【保有資格】薬剤師、FP、他
【経歴】大阪薬科大学卒業後、外資系製薬会社「日本イーライリリー」のMR職、薬剤師国家試験対策予備校「薬学ゼミナール」の講師、保険調剤薬局の薬剤師を経て現在に至る。

今でも現場で働く現役バリバリの薬剤師で、薬のことを「分かりやすく」伝えることを専門にしています。

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