今回の記事では、看護師の在宅ワーク(リモートワーク、テレワーク)を紹介していきます!近年では働き方改革によって様々な勤務形態が世に認められるようになってきています。
看護師は専門性が高く評価されているため、通常の在宅ワークよりも幅が広く、高収入な傾向があります。
私も在宅ワークの経験がありますので、
どんな種類の在宅ワークがあるのか?また、在宅ワークを始めるにはどうしたらよいのか?
を中心に紹介していきますね。
これが気になるあなた向け記事
- 看護師として在宅でできる仕事の種類はどんなのがあるの?
- 在宅率100%の在宅ワークは?
- メディカルライター業務って実際どんな仕事をするの?
- 在宅ワークの求人の探し方は?
クリニックや訪問入浴を含めた副業をお探しの場合は以下の記事が参考になるかと思います。
-
看護師の副業って実は皆やってる⁉︎おすすめの稼げる働き方6選
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在宅ワーク求人を探すなら
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看護師のリモートワーク・在宅ワーク
「在宅ワーク」と聞くと、ライターなどの記事執筆業務が頭に思い浮かびますが、実はそれ以外にも多々あります。
<記事執筆(ライター)系>
- 自分でブログを運営する(←当サイトもコレ)
- クラウドソーシング:インターネット上で仕事の受発注を行うサービスの総称(例:クラウドワークス)
- メディカルライター:製薬会社向け、メディア向けがある
<その他の在宅ワーク>
- 株・FX
- セドリ・オークション・メルカリ
- 製薬会社の問合せ窓口業務(派遣)
各在宅ワークについて、看護師の専門性、手軽さ、収入性、副業の可否をまとめると以下のようになります。本業としてもいいですし、副業としてできる在宅ワークもありますね。
在宅ワーク | 看護師の 専門性 |
手軽さ | 収入性 | 副業 |
ブログ運営 | 雑記ブログなら不必要 専門性サイトなら必須 |
◎ | ×~○ | 可 |
クラウドソーシング | 必須 | ◎ | ○ | 可 |
メディカルライター | 必須 | ○ | ○~◎ | 可 (不可の場合もあり) |
株・FX | 不必要 | △ | ×~◎ | 可 |
セドリ・オークション・ メルカリ |
不必要 | ○ | △ | 可 |
製薬会社の問合せ窓口(コールセンター)業務、 治験関連企業の内勤業務 |
必須 | △ | ◎ | 基本不可 |
それぞれの在宅率も掲載していますので参考にしてみてください♪
①自分でブログを運営する:在宅率100%
当サイトも自分でブログを運営していますが、手軽さと気楽さはトップクラスです(笑)
自分の好きな事を記事にできますし、ある程度アクセスが集まれば収益性もあります。
ブログ運営を開始するに当たっては、
- 独自ドメインの取得(有料、月額300~400円)⇒無料のもあります
- 有料サーバーの契約(有料、月額1,000~2,000円)
- WordPress(ワードプレス)の使用(無料)
が初心者にも扱いやすく手軽に始められますよ。
有料サーバーとしては、月額使用料が比較的安く、必要な機能がすべて揃っている「エックスサーバー」をおススメします。
また、記事の作成からSEO対策(検索時に上位に出てくる)までを一気に担う「WordPress(ワードプレス)」の使用がおススメ!これはエックスサーバーを契約すれば簡単インストール機能が勝手に付いているのでめっちゃ楽なの。
具体的な開始方法については、ヒトデさんが運営されている以下のサイトが参考になりましたので興味のある方は是非見てみてね。
★完全初心者のためのブログの始め方
ただし、アクセスがある程度集まるまでには約1年間は記事を書き続ける必要があります。
ジャンルによっては爆発的な収入を得られることもありますし、ブログは自分の資産として将来に渡って残るものですので、チャレンジしてみるのも良いかもしれません。
そしてブログから収益を得るためには、
- Google AdSense(クリック型広告)
- アフィリエイト(成果報酬型の広告)
をブログ内に張り付けます。
Google AdSenseでしたら広告のクリック、アフィリエイトでしたら商品の購入やマッチングの完了、によって収益が発生します。
当たれば大きな収入になるのはアフィリエイト、当たっても高額にはならないけどそれなりの収益が発生するのはGoogle AdSenseですね。
下記は薬剤師の深井さんがポータルサイトビジネスについて運営されているサイトですので、ご参考にしてみてください。
★ビジネス思考への転換:ポータルサイトによるネットビジネス★
ブログ運営のポイント
- 手軽に気軽に始められる(自分の好きな内容でできる)
- ランニングコストは少額必要
- 収益性にはバラツキがある(全く収益が無い場合も多々ある)
- 自分のサイトを持つと資産になる
②メディカルライター:在宅率60~90%
メディカルライターとは、医学・薬学などの専門知識を活かして文章を作成する専門職です!
“文章”と言っても、製薬会社・治験関連企業、メディアサイトの様々な文章が存在します。
<製薬会社・治験関連企業>
- 製品や病態に関するホームページ記事作成
- インタビューフォームやパンフレットの作成
- 患者さん用小冊子の作成
- 治験計画書の作成
- 臨床試験の統括報告書作成
- リスクマネジメントプラン(RMP)の作成
- 論文翻訳業務
<メディア、他>
- 医療系ニュース記事の作成
- 看護師の体験談(調剤、病院、転職など)記事の作成
- 製薬企業資材の校閲・構成案の作成
ちなみに前述のクラウドソーシングではメディア系記事の募集が多いですよ。
製薬企業の場合
製薬企業では、医学・薬学の専門知識や各種法律(薬機法など)に精通し、かつ文章としてまとめる力が求められます。
また、各種情報の収集能力も高い方が好まれますので、日ごろから最新の医療情報の収集に長けている(例:添付文書更新、厚労省の医療関連部会の内容、PMDAの副作用情報)とより良いですね。
その他、論文翻訳業務では医療系の英語力が求められます。
このように高度なスキルを求められますが、その分、製薬会社では研修制度が充実しています。最初は会社に出向いて研修を受けて、その後は在宅で仕事を進める、といった働き方も可能です。特に派遣社員ではこの傾向が強いですね。
ちなみに、私が製薬企業向けで経験したことがあるのは治験用の記事作成です。内容はお見せできませんが以下が記事の原稿と校閲の履歴(wordファイル)です。
製薬企業向けの文章はQCがしっかりしているため、より正確性が求められる印象でしたね。
メディアの場合
メディア記事では、医学・薬学用語を一般の方にも分かりやすく噛み砕いて表現する文章力が求められます。
ガチガチな固い文章ではなく、読み手がスラスラと読みやすい文書を書くことも重要ですね。
メディアの場合には基本研修制度はありませんので、自身のスキル一本で勝負していく必要があります。
製薬企業が作成する学術資材(パンフレットやリーフレット)の構成案や校閲を行うこともあり、その場合には専門性が求められますね。
ちなみに、私がメディア向けで経験したことがあるのは看護師の転職体験談記事ですが、こちらは数回の手直しだけで完成しましたね。一度も対面することなく、全て在宅でメールと電話のみのやり取りのみで完成しました。
製薬企業・ 治験関連企業 |
メディア記事 | |
締切期限 | 厳密 | おおよそ |
報酬 | 高い | ぴんきり ※高額なのもある(転職体験記事系) |
文章の自由度 | 低い | 高い |
仕事の進め方 | 多人数が関与するため、 5~10回程のやり取りが必要 |
個人もしくは少人数の関与のため、 1~5回程のやり取りが必要 |
研修制度 | 充実している (初心者でも可) |
基本無い |
在宅可否 | 60~80% | 90~100% |
メディカルライターのポイント
- 製薬会社向け、メディア向けがある
- 製薬会社は高度なスキルが求められるが研修制度が充実している
- メディアは自身の体験記等が多く、進めやすい案件が多い。
③製薬会社のコールセンター・治験関連企業:在宅率40~60%
外資系の製薬会社を中心に問合せ窓口の外注が多くなってきています。
というのも、問合せ窓口の需要というのは「新薬の承認・新発売」の時期に一気高まりますが、3~5年もすれば需要が落ち着いていきます。
従って、自社内で問合せ窓口社員を育てて対応できるスキルを身に付けたとしても数年後には不要になり、また新たな新薬承認の際には別のスキルが必要になっていきます。
最近では製薬業界全体で雇用の見直しも行われているため、自社の問合せ窓口社員は最小限にし、需要が高まる時期にのみ外注する、といった流れも多くなってきています。
内資系ではまだまだ自社社員による問合せ窓口が多いです。
働き方としては内勤と在宅勤務がありますが、やはり多いのは内勤です。しかし大手製薬の外注はほぼ100%在宅勤務OKとしていることもあります。
外注の派遣社員が医療機関からの問合せの電話を取ったりメールを受けたり・・・、と考えると少し怖い印象があるかもしれませんが、そこはマニュアルがしっかり整備されているのでご安心ください。
例えば、以前働いていた会社(外資系製薬会社)も問合せ窓口を一部外注していましたが、受け答えのマニュアル(こう聞かれたらこう回答する)が事細かに決められています。そして外注先の問合せ窓口担当者はマニュアル以外については一切回答することができません。
もしマニュアル以外のことを聞かれた場合、「お調べして折り返しご回答します」として、製薬会社の問合せ窓口社員から回答を行います。
いくらマニュアルがあるからと言って、医学・薬学の知識が全く無い人は無理ですし、最低限の知識は求められます。多くの場合、最初に製品研修等がありますのでご安心ください。
問合せ窓口のポイント
- 内勤・在宅といった働き方がある(在宅は少数)
- 外注先の派遣社員の求人もあり
- マニュアルが整備されているため安心感がある
- 医学・薬学の最低限の知識は必要(事前に研修がある場合が多い)
ちなみに、昨今の新型コロナウイルスの影響もあり、中小・大手の製薬企業や治験関連企業の内勤業務部門(例:GVP部門、臨床開発、メディカル部門、学術部門、薬事部門、QC部門、コンプライアンス部門、人事、等)は70%~100%が在宅勤務となっています!全社員基本可能なら100%在宅勤務の会社も存在していますよ。
後述するマイナビ看護師でしたら、現在在宅勤務を積極的に取り入れている製薬会社・治験関連企業も把握されていますので、是非情報収集してみてくださいね。例えば、治験関連企業の臨床開発求人がありましたが、こちらの会社は在宅率50%とのことでした!
マイナビ看護師|治験関連企業一覧より
他の職種については以下でまとめています♪
-
看護師は医療関連企業に転職可能!看護以外の求人の探し方と年収は?
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看護師の在宅ワーク求人の探し方
- ブログ運営:在宅率100%
- メディカルライター:在宅率60~90%
- 製薬企業・治験関連企業:在宅率40~60%
では実際に在宅ワークを始めたいと思った時、何をすれば良いのでしょうか??
ブログ運営
まずご自身でブログ運営を始めたくなった場合、先ほど紹介した以下のサイトを熟読してください!熟読すればきっとブログライフがスタートできると思います☆
★完全初心者のためのブログの始め方
メディカルライター・製薬会社・治験関連企業
メディカルライターや製薬会社の問合せ窓口、治験関連企業で在宅ワーク可能な求人を探してみたい場合、看護師転職サイトへの登録が必須です。これらの求人は本当にレアですし、ほとんどが非公開求人です!
従って自身で探すことが困難なため、時間もかかります。効率化のためにも転職サイトの活用がおススメですね。
ちなみにメディカルライターの場合、最近ではクラウドワークス等でも探すことができますが、転職サイトを通じた方があなたにぴったりの働き方を提案してくれることが多いですね。
そんなメディカルライターや問合せ窓口・治験関連企業で在宅勤務を積極的に取り入れている会社はマイナビ看護師が取り扱っています。その他の転職サイトではほぼ取り扱っていません。
いずれも求人数は非常に少ないため、その時に希望の求人があるかどうかはあなたの運次第です。そのため、マイナビ看護師に登録して希望だけ伝えておけば、求人が出た時にすぐに教えてくれますよ。
<コールセンター求人>
<メディカルライター求人>
マイナビ看護師|求人検索一覧より
マイナビ看護師を実体験してみた感想については以下の記事で少し紹介しています♪
-
看護師の正社員向け転職サイトを求人・職種別に整理:実体験の評判は?
続きを見る
まとめ
今回は看護師の在宅ワークが気になっているあなた向けに、色々な働き方や特徴について経験談を踏まえて紹介いたしました。
今回紹介した以外にも看護師が専門性を活かしてできる仕事はたくさんあると思います。
近年の働き方改革によって益々看護師の働き方が多様化し、それに伴って在宅ワークの幅も広がってくることでしょう。
是非あなたのワークライフとキャリア形成のお役に立てれば本望です。最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
★公式サイトはこちら★
マイナビ看護師の特徴
- 求人数が豊富で製薬会社・治験関連企業の様々な求人を取り扱っている(ほぼ非公開求人)
- メディカルライターや問合せ窓口求人を取り扱っている数少ない転職サイト
- 各企業・会社の在宅勤務率も把握しているため、情報収集には最適
- 担当のエージェントさんが非常に親切かつ丁寧で熱意がある
- 求人があれば比較的トントン拍子で決まる
-
看護師の正社員向け転職サイトを求人・職種別に整理:実体験の評判は?
続きを見る
- 当記事は、マイナビ看護師とのタイアップを含みますが、全て実体験に基づく内容です。