木元 貴祥

株式会社PASS MED(パスメド)代表

【保有資格】薬剤師、FP、他
【経歴】大阪薬科大学卒業後、外資系製薬会社「日本イーライリリー」のMR職、薬剤師国家試験対策予備校「薬学ゼミナール」の講師、保険調剤薬局の薬剤師を経て現在に至る。

今でも現場で働く現役バリバリの薬剤師で、薬のことを「分かりやすく」伝えることを専門にしています。

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私の勉強法紹介

4.消化器系 7.炎症・免疫・アレルギー

シンポニー(ゴリムマブ)の作用機序【潰瘍性大腸炎】

2018/11/26    

厚生労働省は2017年3月30日、「中等症から重症の潰瘍性大腸炎の改善及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)」の効能・効果を追加するシンポニー皮下注50mgシリンジ、同皮下注100mgシリン ...

4.消化器系 12.悪性腫瘍

ザルトラップ(アフリベルセプト)の作用機序【大腸がん】

2020/6/27    , , ,

厚労省は2017年3月30日、「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品のザルトラップ点滴静注(一般名:アフリベルセプト ベータ(遺伝子組換え))を承認したと発 ...

新薬承認・薬価収載

【新薬 承認】10成分(2017年3月30日)

2020/12/2    

厚労省は2017年3月30日、新薬10成分23品目を承認したと発表がありました! 本日は一覧としてご紹介いたします☆ ●ニンラーロカプセル2.3mg、同3mg、同4mg(一般名:イキサゾミブクエン酸エ ...

4.消化器系 7.炎症・免疫・アレルギー 10.皮膚・骨格筋

ベリナート(ヒトC1-インアクチベーター)の作用機序【遺伝性血管性浮腫(HAE)】

2017年3月24日、ベリナートP静注用500(一般名:乾燥濃縮ヒトC1-インアクチベーター)に「侵襲を伴う処置による遺伝性血管性浮腫の急性発作の発症抑制」の効能・効果が追加されました。 その後、20 ...

4.消化器系 7.炎症・免疫・アレルギー

ヒュミラ(アダリムマブ)の作用機序【潰瘍性大腸炎】

2020/11/4    

今回は潰瘍性大腸炎とヒュミラ皮下注(一般名:アダリムマブ)の作用機序についてご紹介します。   潰瘍性大腸炎とは 潰瘍性大腸炎は炎症性腸疾患(炎症を伴う腸疾患)の1つであり、大腸の粘膜に炎症 ...

4.消化器系

リンゼス(リナクロチド)の作用機序【便秘型IBS】

厚労省は2016年12月19日「便秘型過敏性腸症候群」を効能・効果とするリンゼス錠0.25mg(一般名:リナクロチド)を承認したと発表がありました! 過敏性腸症候群は「IBS(irritable bo ...

4.消化器系

【B型肝炎 新薬】ベムリディ錠

2018/11/1    

本年最後の投稿です♪ 今年もたくさんの方々にご覧いただき、誠にありがとうございました^^ 2017年もどうぞ「新薬情報」をよろしくお願い申し上げます。 では、本日も新薬を一つご紹介いたします☆ 厚労省 ...

5.内分泌・骨・代謝系

パーサビブ(エテルカルセチド)の作用機序と副作用【副甲状腺機能亢進症】

厚労省は2016年12月19日、「血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品のパーサビブ静注透析用2.5mg、同5mg、同10mg(一般名:エテルカルセチド塩酸塩)を ...

血液

11.血液・造血器系 12.悪性腫瘍

アイクルシグ(ポナチニブ)の作用機序【CML】

2019/9/12    

厚労省は2016年9月28日、「前治療薬に抵抗性または不耐容の慢性骨髄性白血病」および「再発又は難治性のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病」に対するアイクルシグ錠15mg(一般名:ポナチニブ ...

5.内分泌・骨・代謝系

イニシンク(アログリプチン/メトホルミン)の作用機序【糖尿病】

2018/11/26    

厚労省は2016年9月28日、「2型糖尿病(ただし、アログリプチン安息香酸塩及びメトホルミン塩酸塩の併用が適切と判断される場合に限る)」を効能・効果とするイニシンク配合錠(一般名:アログリプチン安息香 ...

1.中枢神経系

ゾーミッグ(ゾルミトリプタン)の作用機序と副作用【片頭痛】

2018/11/25    

今回は片頭痛治療薬として使用されるゾーミッグ(一般名:ゾルミトリプタン)をご紹介します。 ゾーミッグはトリプタン製剤に分類されています。   片頭痛の発症メカニズムやゾーミッグ(ゾルミトリプ ...

4.消化器系 5.内分泌・骨・代謝系 12.悪性腫瘍

アフィニトール(エベロリムス)の作用機序と副作用【神経内分泌腫瘍】

2018/3/15    

2016年8月26日に、「神経内分泌腫瘍」の適応追加としてアフィニトール錠(一般名:エベロリムス)が承認されました^^ アフィニトール錠はすでに「膵神経内分泌腫瘍」に適応を有していた薬剤ですが、膵に限 ...

1.中枢神経系

イミグラン(スマトリプタン)の作用機序と副作用【片頭痛】

2018/8/1    

今回は片頭痛治療薬として使用されるイミグラン(一般名:スマトリプタン)をご紹介します。 イミグランはトリプタン製剤に分類されています。   片頭痛の発症メカニズムやイミグラン(スマトリプタン ...

血液

11.血液・造血器系 12.悪性腫瘍

カイプロリス(カルフィルゾミブ)の作用機序【多発性骨髄腫】

厚労省は2016年7月4日、「再発または難治性の多発性骨髄腫」を効能効果とするカイプロリス点滴静注用10mg、同点滴静注用40mg(一般名:カルフィルゾミブ)を承認したと発表がありました! &nbsp ...

8.感染症 10.皮膚・骨格筋

エピデュオゲル(アダパレン/過酸化ベンゾイル)の作用機序【尋常性ざ瘡(ニキビ)】

2018/4/22    ,

厚労省は2016年7月4日、「尋常性ざ瘡」を効能・効果とするエピデュオゲル(一般名:アダパレン/過酸化ベンゾイル)を承認したと発表がありました! エピデュオゲルは、ディフェリン(アダパレン)とベピオ( ...

1.中枢神経系

レグテクト(アカンプロサート)の作用機序【アルコール依存症】

2019/2/20    

2013年3月25日、「アルコール依存症患者における断酒維持の補助」を効能・効果とする新薬のレグテクト錠333mg(一般名:アカンプロサートカルシウム)が承認されました。 今回はアルコール依存症とレグ ...

1.中枢神経系

抗酒薬(嫌酒薬)の作用機序【アルコール依存症】

2019/8/16    

今回はアルコール依存症と抗酒薬(嫌酒薬)の作用機序についてご紹介します。 現在までに抗酒薬は、 シアナマイド(一般名:シアナミド) ノックミン(一般名:ジスルフィラム) が販売されています。 &nbs ...

3.呼吸器系 12.悪性腫瘍

イレッサ(ゲフィチニブ)の作用機序と副作用【肺がん】

2025/8/17    

今回は非小細胞肺がんとイレッサ(一般名:ゲフィチニブ)の作用機序についてご紹介します☆ 肺がんではよく用いられる分子標的治療薬です。   非小細胞肺がんと治療について 肺がんは性質や薬の効き ...

3.呼吸器系 12.悪性腫瘍

ザーコリ(クリゾチニブ)の作用機序と副作用【ALK陽性の肺がん】

2025/8/17    

2012年3月30日、厚労省は「ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」を効能・効果とするザーコリカプセル200mg、同250mg(一般名:クリゾチニブ)を承認しました。 国内初の ...

4.消化器系 12.悪性腫瘍

プロイメンド(ホスアプレピタント)の作用機序【小児用制吐薬】

2016年3月18日、プロイメンド点滴静注用150mg(一般名:ホスアプレピタントメグルミン)の「抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)(遅発期を含む)」の効能・効果に小児用 ...

8.感染症 10.皮膚・骨格筋

ルコナック(ルリコナゾール)の作用機序【爪白癬】

2018/3/19    

2016年1月25日、厚生労働省は「爪白癬」を効能・効果とするルコナック爪外用液5%(一般名:ルリコナゾール)を承認しました!^^   本日は爪白癬とルコナック(ルリコナゾール)の作用機序に ...

2.循環器系 11.血液・造血器系

エリキュース(アピキサバン)の作用機序と副作用【静脈血栓塞栓症】

2021/8/3    

厚労省は2015年12月21日、エリキュース錠2.5mg、5mg(一般名:アピキサバン)に「静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制」の効能・効果を追加することを承認しました ...

8.感染症 10.皮膚・骨格筋

ゼビアックス(オゼノキサシン)の作用機序【尋常性ざ瘡(ニキビ)】

厚労省は2015年9月28日、「表在性皮膚感染症、ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)」を効能・効果とするゼビアックスローション2%(一般名:オゼノキサシン)を承認したと発表がありました! 適応菌種はオゼノキ ...

1.中枢神経系

イフェクサー(ベンラファキシン)の作用機序と副作用【うつ病】

2019/8/15    

厚労省は2015年9月28日、「うつ病、うつ状態」を効能・効果とするイフェクサーSRカプセル(一般名:ベンラファキシン塩酸塩)を承認しました。 本日はうつ病とイフェクサー(ベンラファキシン)の作用機序 ...

5.内分泌・骨・代謝系

エクメット(ビルダグリプチン/メトホルミン)の作用機序【糖尿病】

2018/4/5    

厚労省は2015年9月28日、「2型糖尿病(ただし、ビルダグリプチン及びメトホルミン塩酸塩の併用による治療が適切と判断される場合に限る)」を効能・効果とするエクメット配合錠(一般名:ビルダグリプチン/ ...

2.循環器系

ベンテイビス吸入液(イロプロスト)の作用機序【肺動脈性高血圧症】

厚労省は2015年9月28日、「肺動脈性高血圧症」を効能・効果とするベンテイビス吸入液(一般名:イロプロスト)を承認しました! ベンテイビスは国内初の吸入による肺動脈性高血圧症治療薬です。 &nbsp ...

5.内分泌・骨・代謝系

マリゼブ(オマリグリプチン)の作用機序【糖尿病】

2018/11/26    

厚労省は2015年9月28日、「2型糖尿病」を効能・効果とするマリゼブ錠(一般名:オマリグリプチン)の承認したと発表がありました。 マリゼブはDPP-4阻害薬に分類されている薬剤です。 既存のDPP- ...

10.皮膚・骨格筋

ザガーロ(デュタステリド)の作用機序【男性型脱毛症(AGA)】

2020/6/27    

「男性の男性型脱毛症における発毛及び育毛、脱毛(抜け毛)の進行予防」を効能・効果とするザガーロカプセル(一般名:デュタステリド)が2015年9月28日に承認されました! 今回は男性型脱毛症(AGA)と ...

4.消化器系 8.感染症

ハーボニー配合錠(レジパスビル/ソホスブビル)の作用機序【C型肝炎】

2023/2/11    , ,

厚労省は2015年7月3日、「セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品・新医療用配合薬のハーボニー配合錠( ...

2.循環器系

トラクリア小児用分散錠(ボセンタン)の作用機序【肺動脈性高血圧症】

「肺動脈性高血圧症」を効能・効果とするトラクリア小児用分散錠32mg(一般名:ボセンタン水和物)が2015年11月に発売されました! これまでのトラクリア錠62.5mgは成人にしか使用できませんでした ...