木元 貴祥

株式会社PASS MED(パスメド)代表

【保有資格】薬剤師、FP、他
【経歴】大阪薬科大学卒業後、外資系製薬会社「日本イーライリリー」のMR職、薬剤師国家試験対策予備校「薬学ゼミナール」の講師、保険調剤薬局の薬剤師を経て現在に至る。

今でも現場で働く現役バリバリの薬剤師で、薬のことを「分かりやすく」伝えることを専門にしています。

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私の勉強法紹介

5.内分泌・骨・代謝系

ザファテック(トレラグリプチン)の作用機序【糖尿病】

2018/11/26    

厚労省は2015年3月26日、「2型糖尿病」を効能・効果とする週1回投与のDPP-4阻害薬ザファテック錠(一般名:トレラグリプチンコハク酸塩)を承認しました! ザファデックは国内では8番目のDPP-4 ...

5.内分泌・骨・代謝系

テネリア(テネリグリプチン)の作用機序【糖尿病】

2018/11/28    

2012年6月29日、2型糖尿病治療薬のテネリア錠20mg(一般名:テネリグリプチン)が承認されました。 テネリアは「DPP-4阻害薬」に分類されています。 今回は糖尿病とテネリア(テネリグリプチン) ...

5.内分泌・骨・代謝系

ネシーナ(アログリプチン)の作用機序【糖尿病】

2018/4/5    

2010年4月16日、2型糖尿病治療薬のネシーナ錠(一般名:アログリプチン安息香酸塩)が承認されました。 ネシーナは「DPP-4阻害薬」に分類されています。 今回は糖尿病とネシーナ(アログリプチン)の ...

5.内分泌・骨・代謝系

エクア(ビルダグリプチン)の作用機序【糖尿病】

2018/11/26    

2010年1月20日、2型糖尿病治療薬のエクア錠50mg(一般名:ビルダグリプチン)が承認されました。 エクアは「DPP-4阻害薬」に分類されています。 今回は糖尿病とエクア(ビルダグリプチン)の作用 ...

10.皮膚・骨格筋 12.悪性腫瘍

ゼルボラフ(ベムラフェニブ)の作用機序と副作用【悪性黒色腫】

2018/11/26    

厚労省は2014年12月26日、「BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫」を効能・効果とするゼルボラフ錠(一般名:ベムラフェニブ)を承認したと発表がありました。 今回は悪性黒色腫とゼルボラ ...

5.内分泌・骨・代謝系

ジャヌビア/グラクティブ(シタグリプチン)の作用機序【糖尿病】

2018/4/5    

2009年10月16日、2型糖尿病治療薬のジャヌビア錠/グラクティブ錠(一般名:シタグリプチン)が承認されました。 ジャヌビアとグラクティブは「DPP-4阻害薬」と呼ばれる新規作用機序を有する薬剤です ...

4.消化器系

タケキャブ(ボノプラザン)の作用機序と副作用【胃潰瘍・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎】

厚労省は2014年12月26日、以下を効能・効果とする新有効成分含有医薬品のタケキャブ錠10mg、同錠20mg(一般名:ボノプラザンフマル酸塩)を承認しました。 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、低 ...

4.消化器系 12.悪性腫瘍

アブラキサン(パクリタキセル)の作用機序と副作用【膵臓がん】

2020/7/9    

既に販売中のアブラキサン点滴静注用100mg(一般名:ナノアルブミン化パクリタキセル)に「治癒切除不能な膵がん」の効能・効果が2014年12月18日に追加されました。 今回は膵臓がんの治療とアブラキサ ...

2.循環器系

オプスミット(マシテンタン)の作用機序:類薬との違い【肺動脈性高血圧症】

「肺動脈性高血圧症」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品のオプスミット錠10mg(一般名:マシテンタン)が2015年3月26日に承認されました!   オプスミットはエンドセリン受容体拮抗薬 ...

7.炎症・免疫・アレルギー 8.感染症

コムプレラ配合錠(リルピビリン/エムトリシタビン/テノホビル)の作用機序【HIV】

2022/5/25    

2014年11月18日、抗HIV薬のコムプレラ配合錠の承認を取得したと発表がありました。   コムプレラ配合錠は既に販売されている以下のHIV治療薬を配合した薬剤です。 リルピビリン:非核酸 ...

1.中枢神経系

ベルソムラ(スボレキサント)の作用機序と副作用【不眠症】

2025/7/29    

2014年9月26日、厚労省は「不眠症」を効能・効果とするベルソムラ錠(一般名:スボレキサント)を承認しました。   ベルソムラは「オレキシン受容体拮抗薬」という新たな作用機序を有する薬剤で ...

2.循環器系 11.血液・造血器系

リクシアナ(エドキサバン)の作用機序と副作用【静脈血栓塞栓症】

2025年2月20日、リクシアナ錠・OD錠(エドキサバン)の「慢性血栓塞栓性肺高血圧症患者における血栓・塞栓形成の抑制」に対する適応拡大が承認されました!   リクシアナの現在の効能・効果は ...

1.中枢神経系

アリセプト(ドネペジル)の作用機序【認知症】

アリセプト(一般名:ドネペジル)の適応に2014年9月19日、「レビー小体型認知症における認知症症状の進行抑制」が追加されました。   今回はレビー小体型認知症とアリセプト(ドネペジル)の作 ...

4.消化器系 12.悪性腫瘍

エルプラット(オキサリプラチン)の作用機序【各癌腫とレジメン】

2023年3月27日、エルプラット点滴静注液50mg/100mg/200mg(一般名:オキサリプラチン)の「胃がん」について、新用法・用量として「A法(2週間毎のFOLFOX療法)」を追加することが承 ...

血液

11.血液・造血器系 12.悪性腫瘍

マイロターグ(ゲムツズマブオゾガマイシン)の作用機序と副作用【急性骨髄性白血病】

2018/4/25    

今回は急性骨髄性白血病に使用されるマイロターグ点滴静注用5mg(一般名:ゲムツズマブオゾガマイシン)についてご紹介します。 マイロターグは「抗体薬物複合体:Antibody drug conjugat ...

1.中枢神経系

アマージ(ナラトリプタン)の作用機序と副作用【片頭痛】

2018/8/1    

今回は片頭痛治療薬として使用されるアマージ(一般名:ナラトリプタン)をご紹介します。 アマージはトリプタン製剤に分類されています。   片頭痛の発症メカニズムやアマージ(ナラトリプタン)の作 ...

3.呼吸器系

ラパリムス錠(シロリムス)の作用機序と副作用【リンパ脈管筋腫症】

2021/10/4    ,

2021年9月27日、「難治性リンパ管疾患」を対象疾患とするラパリムス錠1mg(一般名:シロリムス)の適応拡大が承認されました。   ラパリムス錠は2014年7月4日に「リンパ脈管筋腫症」を ...

3.呼吸器系 8.感染症

デルティバ(デラマニド)の作用機序【肺結核】

2018/4/5    

2014年7月4日、厚生労働省は、「本剤に感性の結核菌による多剤耐性肺結核」を効能・効果とするデルティバ錠(一般名:デラマニド)を承認しました。 ではここで簡単に多剤耐性結核菌とデルティバ(デラマニド ...

8.感染症 10.皮膚・骨格筋

クレナフィン(エフィナコナゾール)の作用機序【爪白癬】

2018/11/25    

2014年7月4日、厚生労働省は「爪白癬」を効能・効果とするクレナフィン爪外用液10%(一般名:エフィナコナゾール)を承認しました! 本日は爪白癬とクレナフィン(エフィナコナゾール)の作用機序について ...

5.内分泌・骨・代謝系 12.悪性腫瘍

アレディア(パミドロン酸)の作用機序と副作用【がんの骨転移】

2018/7/31    ,

今回はアレディア点滴静注(一般名:パミドロン酸)についてご紹介します。 先発品のアレディアは2016年に販売中止したことから、現在では後発医薬品(ジェネリック医薬品)のみが販売されています。 &nbs ...

5.内分泌・骨・代謝系

ランマーク(デノスマブ)の作用機序と副作用【骨巨細胞腫】

2018/4/5    

2014年5月23日、厚生労働省は、「骨巨細胞腫」を効能・効果とするランマーク皮下注(一般名:デノスマブ)を承認したと発表がありました。   すでにランマークは「多発性骨髄腫による骨病変及び ...

7.炎症・免疫・アレルギー

アクテムラ(トシリズマブ)の作用機序【関節リウマチ】

2022年1月21日、アクテムラ点滴静注用(一般名:トシリズマブ)の効能・効果に「SARS-CoV-2による肺炎(ただし、酸素投与を要する患者に限る)」を追加することが承認されました!   ...

6.腎・泌尿器系 12.悪性腫瘍

ジェブタナ(カバジタキセル)の作用機序と副作用【前立腺がん】

2019/1/18    

2014年7月4日厚生労働省は、「前立腺がん」を効能・効果とするジェブタナ点滴静注(一般名:カバジタキセル アセトン付加物)を承認しました。   今回は前立腺がんとジェブタナ(カバジタキセル ...

6.腎・泌尿器系 12.悪性腫瘍

ザイティガ(アビラテロン)の作用機序と副作用【前立腺がんCRPC】

2019/1/18    ,

厚生労働省は2014年7月2日、「去勢抵抗性前立腺がん」を効能・効果とするザイティガ錠(一般名:アビラテロン酢酸エステル)を承認したと発表がありました^^ 今回は前立腺がんとザイティガ(アビラテロン) ...

9.眼疾患 10.皮膚・骨格筋

グラッシュビスタ(ビマトプロスト)の作用機序【まつげ貧毛症】

2020/6/25    

「睫毛(まつげ)貧毛症」を適応としたグラッシュビスタ外用液剤(一般名:ビマトプロスト)が2014年3月24日に承認されました☆ 元々は緑内障の治療薬(点眼薬)でしたが、副作用の膝毛異常伸長に注目して開 ...

12.悪性腫瘍

アフィニトール(エベロリムス)の作用機序と副作用【乳がん】

2018/3/12    

2014年3月18日に、手術不能または再発乳がん」の適応追加としてアフィニトール錠(一般名:エベロリムス)が承認されました^^ アフィニトール錠はすでに腎細胞がん等に適応を有していた薬剤です。 アフィ ...

1.中枢神経系

エビリファイ(アリピプラゾール)の作用機序【統合失調症】

2020/9/28    

今回は抗精神病薬のエビリファイ(一般名:アリピプラゾール)の作用機序と、その適応の一つである「統合失調症」を中心にご紹介します! エビリファイの適応(2020年9月時点)は以下の通りです。 統合失調症 ...

1.中枢神経系

レルパックス(エレトリプタン)の作用機序と副作用【片頭痛】

2018/8/1    

今回は片頭痛治療薬として使用されるレルパックス(一般名:エレトリプタン)をご紹介します。 レルパックスはトリプタン製剤に分類されています。   片頭痛の発症メカニズムやレルパックス(エレトリ ...

7.炎症・免疫・アレルギー 8.感染症

テビケイ(ドルテグラビル)の作用機序と副作用【HIV】

2022/5/25    

2014年2月28日にHIV感染症を適応とした「テビケイ錠(一般名:ドルテグラビル)」が承認されました☆ 今回はHIV感染症とテビケイ(ドルテグラビル)の作用機序についてご紹介します。   ...

7.炎症・免疫・アレルギー

シダトレンスギ花粉舌下液の作用機序【花粉症】

2021/11/17    ,

「スギ花粉症(減感作療法)」を効能・効果とする「シダトレン スギ花粉 舌下液」が2014年の1月17日に承認されたました! 本剤は花粉症の根治が目指せる「減感作療法」剤です!^^   本日は ...