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2026年5月29日、厚生労働省の薬事審議会・医薬品第一部会にて、新薬として10製品の承認可否が審議され、すべて承認了承されました!
概要について紹介していきます!
審議品目:10製品
●ウゴービ皮下注0.25mgSD、同皮下注0.5mgSD、同皮下注1.0mgSD、同皮下注1.7mgSD、同皮下注2.4mgSD、同皮下注0.25mgペン1.0MD、同皮下注0.5mgペン2.0MD、同皮下注1.0mgペン4.0MD、同皮下注1.7mgペン6.8M、同皮下注2.4mgペン9.6MD(一般名:セマグルチド(遺伝子組換え))
:「肝硬変を伴わない代謝機能障害関連脂肪肝炎。ただし、中等度又は高度の線維化を有する場合に限る」を効能・効果とする新効能医薬品。
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ウゴービ(セマグルチド)の作用機序【肥満症/MASH】
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MASHの病態などについては、上記のウゴービの記事内で解説しています。
●ブメリティカプセル231mg(一般名:ジロキシメルフマラート)
:「再発寛解型多発性硬化症の再発予防及び身体的障害の進行抑制」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品。
新規の経口フマル酸塩製剤ですね。
既に、類薬の経口フマル酸塩製剤としてテクフィデラ(一般名:フマル酸ジメチル)が承認・販売されています。
●アバスチン点滴静注用100mg/4mL、同点滴静注用400mg/16mL(一般名:ベバシズマブ(遺伝子組換え))
:「神経線維腫症2型」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。
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アバスチン(ベバシズマブ)の作用機序とバイオシミラー【大腸がん】
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神経線維腫症2型(NF2)に対して世界初の適応症を有する薬剤となるようです!
●①グロベニン-I10%静注5g/50mL、同10%静注10g/100mL、同10%静注20g/200mL、②献血グロベニン-I10%静注2.5g/25mL、同10%静注5g/50mL、同10%静注10g/100mL(一般名:①pH4処理酸性人免疫グロブリン、②ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン)
:「自己免疫性脳炎」を効能・効果とする新効能医薬品。
●ロープレッサ点眼液0.02%(一般名:ネタルスジルメシル酸塩)
:「次の疾患で、他の緑内障治療薬が効果不十分又は使用できない場合:緑内障、高眼圧症」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品。
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ロープレッサ点眼液(ネタルスジル)の作用機序:グラナテックとの違い【緑内障】
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新規のRhoキナーゼ(ROCK)阻害薬です。
現在、国内で承認されているROCK阻害薬として、グラナテック(リパスジル)がありますが、ロープレッサはそれに次ぐ新薬です。
●マルシロン配合錠(一般名:デソゲストレル/エチニルエストラジオール)
:「月経困難症」を効能・効果とする新医療用配合剤。
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マルシロン配合錠(デソゲストレル/エチニルエストラジオール)の作用機序【月経困難症】
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合成黄体ホルモンのデソゲストレル150μgと、合成卵胞ホルモンのエチニルエストラジオール20μgの配合剤です。
有効成分自体は経口避妊薬のマーベロンと同じですが、マルシロンの方がエチニルエストラジオールの配合量が少ないといった特徴があります。
●ウェイリズ錠400mg(一般名:リルザブルチニブ)
:「持続性及び慢性免疫性血小板減少症」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品。
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ウェイリズ(リルザブルチニブ)の作用機序【ITP】
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免疫性血小板減少症(ITP)では初のBTK阻害薬です!
これまで、BTK阻害薬は血液腫瘍領域に限定されていましたが、慢性特発性蕁麻疹など、他疾患への応用も進んでいる印象ですね。
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ラプシド(レミブルチニブ)の作用機序【慢性蕁麻疹】
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●①ジャクスタピッドカプセル小児用2mg、②同カプセル5mg、同カプセル10mg、同カプセル20mg(一般名:ロミタピドメシル酸塩)
:「ホモ接合体家族性高コレステロール血症」を効能・効果とし、2歳以上18歳未満の小児用量を追加する新用量医薬品・剤形追加に係る医薬品。
●ソグルーヤ皮下注5mg、同皮下注10mg、同皮下注15mg(一般名:ソマプシタン(遺伝子組換え))
:「骨端線閉鎖を伴わないSGA性低身長症、骨端線閉鎖を伴わないヌーナン症候群における低身長」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。
これまでは「成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)」に対して使用可能でしたが、今後は上記にも使用可能となりますね!週1回の投与で効果が期待されています。
●①サデルガカプセル25mg、②同カプセル100mg(一般名:エリグルスタット酒石酸塩)
:「ゴーシェ病の諸症状(貧血、血小板減少症、肝脾腫及び骨症状)の改善」を効能・効果とし、6歳以上の小児用量を追加する新用量医薬品、剤形追加に係る医薬品。
報告品目:4製品
●リツキサン点滴静注100mg、同点滴静注500mg(一般名:リツキシマブ(遺伝子組換え))
:「頻回再発型あるいはステロイド依存性のネフローゼ症候群、難治性のネフローゼ症候群(頻回再発型、ステロイド依存性あるいはステロイド抵抗性を示す場合)」を効能・効果とし、成人用量を追加する新用量医薬品。
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リツキサン(リツキシマブ)の作用機序と副作用【悪性リンパ腫】
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同適応症は、これまで小児にのみ使用可能でしたが、今後は成人にも使用可能となります。
●シムレクト静注用20mg、同小児用静注用10mg(一般名:バシリキシマブ(遺伝子組換え))
:「下記の臓器移植後の急性拒絶反応の抑制。腎移植、肝移植、心移植、肺移植、膵移植、小腸移植」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。
これまでは腎移植のみに限定されていましたが、対象臓器が拡大されます。
●ゼオマイン注用50単位、同注用100単位、同注用200単位(一般名:インコボツリヌストキシンA)
:「痙性斜頸、眼瞼痙攣」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。
これまでは上肢痙縮、下肢痙縮、慢性流涎に対してのみ使用可能でしたが、今後は痙性斜頸と眼瞼痙攣にも使用可能となります。
●ボトックス注用50単位、同注用100単位(一般名:A型ボツリヌス毒素)
:「下肢痙縮」を効能・効果とする新用量医薬品。
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ボトックス(A型ボツリヌス毒素)の作用機序と副作用【痙攣性発声障害】
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上記適応症に対して、これまでは300単位の用量が設定されていましたが、海外の使用状況を踏まえて「400単位」に変更されるとのこと。
あとがき
今回の注目は国内初のMASH治療薬のウゴービ皮下注(セマグルチド)でしょうか。
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ウゴービ(セマグルチド)の作用機序【肥満症/MASH】
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その他、新規のROCK阻害薬であるロープレッサ点眼液(一般名:ネタルスジル)も気になるところですね。
以上、今回は2026年5月29日の薬事審議会・医薬品第一部会で承認了承された新薬等についてご紹介しました。
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