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2023年5月25日、厚労省は既存薬5製品の適応拡大を承認しました。
適応拡大:5製品
●ヴァンフリタ錠17.7mg、同錠26.5mg(一般名:キザルチニブ塩酸塩)
:「未治療のFLT3-ITD変異陽性の急性骨髄性白血病」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。
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ヴァンフリタ(キザルチニブ)の作用機序:ゾスパタとの違い・比較【AML】
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これまでは“再発又は難治性”の急性骨髄性白血病にしか使用できませんでしたが、今後は一次治療から使用可能となります!
一次治療では、シタラビンと併用するため、同日シタラビンの適応拡大も承認されました↓↓。
●キロサイド注20mg、同注40mg、同注60mg、同注100mg、同注200mg(一般名:シタラビン)
:「急性白血病」を効能・効果とする新用量医薬品。
●キロサイドN注400mg、同N注1g(一般名:シタラビン)
:「急性白血病」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。
いずれも公知申請として申請されていたようです。
●スキリージ皮下注150mgシリンジ1mL、同皮下注150mgペン1mL、同皮下注75mgシリンジ0.83mL(一般名:リサンキズマブ(遺伝子組換え))
:「既存治療で効果不十分な掌蹠膿疱症」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。
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スキリージ皮下注(リサンキズマブ)の作用機序と特徴【乾癬/クローン病】
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掌蹠膿疱症に対しては既に類薬のトレムフィア(グセルクマブ)が使用できますが、スキリージも新たな選択肢に加わります。
●ユルトミリス点滴静注300mg、同HI点滴静注300mg/3mL、同HI点滴静注1100mg/11mL(一般名:ラブリズマブ(遺伝子組換え))
:「視神経脊髄炎スペクトラム障害(視神経脊髄炎を含む)の再発予防」を効能・効果とする新効能医薬品。
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ユルトミリス(ラブリズマブ)の作用機序:ソリリスとの違い【PNH】
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同様の作用機序を有するソリリス(一般名:エクリズマブ)は既に同効能・効果を有していますね。
あとがき
以上、今回は2023年5月25日に適応拡大された5製品について概要をご紹介しました!
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