新薬承認・薬価収載

【第二部会:期待の新薬】4製品+4製品(2022年3月3日)

PASSMED公式LINEの登録者特典|当サイトに掲載している図表の元データをプレゼント♪

2022年3月3日、厚労省の薬食審医薬品第二部会にて新薬として4製品が審議され、全て承認が了承されました!

 

木元 貴祥
うち、新有効成分含有医薬品は3製品ですね。

 

ちなみに、本来ならばこの部会で気管支喘息治療薬のテゼスパイア皮下注(一般名:テゼペルマブ)の審議も行われる予定でしたが、一旦見送られていました。次回以降に持ち越しとのこと。

テゼスパイア(テゼペルマブ)の作用機序:デュピクセント等との違い【気管支喘息】

続きを見る

 

その他、報告のみで承認了承された4製品もあります。

 

今回は概要をご紹介していきましょう!

 

薬剤師の高年収求人例

薬剤師トップエージェントでは、高年収求人はもちろん、在宅ワーク可能な人事・採用担当者求人、在宅特化型の薬局求人、育休・時短制度が充実している職場、副業可能な職場など、あなたに合った求人を提案させていただきます。

押し売りは一切いたしません。

求人情報をご覧になりたい場合は、ぜひ薬剤師トップエージェントにご登録くださいませ♪

薬剤師トップエージェントは、新薬情報オンライン直営のサービスです。

審議品目:4製品

●ミチーガ皮下注用60mgシリンジ(一般名:ネモリズマブ(遺伝子組換え))
:「アトピー性皮膚炎に伴うそう痒(既存治療で効果不十分な場合に限る)」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品。

ミチーガ皮下注(ネモリズマブ)の作用機序【アトピー性皮膚炎】

続きを見る

 

初の抗IL-31レセプターA(IL-31RA)モノクローナル抗体薬で、アトピー性皮膚炎のそう痒に対しては初の生物学的製剤ですね。

 

●タクザイロ皮下注300mgシリンジ(一般名:ラナデルマブ(遺伝子組換え))
:「遺伝性血管性浮腫の急性発作の発症抑制」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品。

タクザイロ(ラナデルマブ)の作用機序【遺伝性血管性浮腫(HAE)】

続きを見る

 

木元 貴祥
2週間もしくは4週間毎の皮下注で予防効果が期待されています!

 

●ユニタルク胸膜腔内注入用懸濁剤4g(一般名:タルク)
:「外科手術による治療が困難な続発性難治性気胸」を効能・効果とする新効能医薬品。

 

●セムブリックス錠20mg、同40mg(一般名:アシミニブ塩酸塩)
:「前治療薬に抵抗性又は不耐容の慢性骨髄性白血病」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品。

セムブリックス(アシミニブ)の作用機序・特徴【CML】

続きを見る

 

既存のチロシンキナーゼ阻害薬とは別の部位(ABLミリストイルポケット)を阻害する新薬です!

 

木元 貴祥
既存TKIに耐性が生じた場合でも効果が期待されていますね。

 

報告品目:4製品

●オプジーボ点滴静注20mg、同100mg、同120mg、同240mg(一般名:ニボルマブ(遺伝子組換え))
:「尿路上皮がんにおける術後補助療法」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。

オプジーボ(ニボルマブ)の作用機序【胃/尿路上皮がん】

続きを見る

 

免疫チェックポイント阻害薬では初の尿路上皮がん術後補助療法の適応です!

 

●パージェタ点滴静注420mg/14mL(一般名:ペルツズマブ(遺伝子組換え))
●ハーセプチン注射用60、同150(一般名:トラスツズマブ(遺伝子組換え))
:「がん化学療法後に増悪したHER2陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。

パージェタ(ペルツズマブ)の作用機序と副作用【乳がん/大腸がん】

続きを見る

 

大腸がんもついに抗HER2療法が使用可能となりますね!頻度は2~3%程ですが、治療選択肢が増えるのは朗報です。

 

●フィブリノゲンHT静注用1g「JB」(一般名:乾燥人フィブリノゲン)
:「産科危機的出血に伴う後天性低フィブリノゲン血症に対するフィブリノゲンの補充」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。

 

既に公知申請の事前評価済のため、保険償還可能となっていますね。

 

あとがき

今回期待していた気管支喘息治療薬のテゼスパイア皮下注(テゼペルマブ)は残念ながら次回以降に持ち越しされました。

 

TSLPに対するモノクローナル抗体薬で、新規の作用機序のため、要チェックです♪

テゼスパイア(テゼペルマブ)の作用機序:デュピクセント等との違い【気管支喘息】

続きを見る

 

その他、アトピー性皮膚炎のそう痒に対する初の生物学的製剤のミチーガ皮下注(ネモリズマブ)も新規作用機序のため、興味深いと思います。近年ではアトピー性皮膚炎の開発が活発ですね。

ミチーガ皮下注(ネモリズマブ)の作用機序【アトピー性皮膚炎】

続きを見る

 

以上、今回は2022年3月3日の厚労省の薬食審医薬品第二部会で承認了承された新薬の概要を解説しました。

 

 

\ 新薬情報オンラインの運営者が執筆! /

本サイトが書籍化(オフライン化)して新発売

>>Amazonで立ち読み

新薬情報オンラインの更新情報をLINEで受け取ろう!

PASSMED公式LINE、はじめました。

友だち追加

失敗しない薬剤師の転職とは?

数多く存在する薬剤師専門の転職エージェントサイト

どこに登録したらいいのか悩むことも少なくありません。そんな転職をご検討の薬剤師さんに是非見ていただきたい記事を公開しました。

  • 新薬情報オンラインの薬剤師2名が実際に利用・取材!
  • 各サイトの特徴等を一覧表で分かりやすく掲載!
  • 絶対にハズレのない厳選の3サイトを解説!

上手に活用してあなたの希望・条件に沿った【失敗しない転職】を実現していただけると嬉しいです!

薬剤師の転職サイト3選|評判・求人特徴とエージェントの質を比較

続きを見る

 

日々の情報収集に最適

薬剤師の勉強・情報収集に役に立つ無料サイト・ブログ8選
  • この記事を書いた人

木元 貴祥

株式会社PASS MED(パスメド)代表

【保有資格】薬剤師、FP、他
【経歴】大阪薬科大学卒業後、外資系製薬会社「日本イーライリリー」のMR職、薬剤師国家試験対策予備校「薬学ゼミナール」の講師、保険調剤薬局の薬剤師を経て現在に至る。

今でも現場で働く現役バリバリの薬剤師で、薬のことを「分かりやすく」伝えることを専門にしています。

プロフィール・運営者詳細
お問い合わせ・仕事の依頼
私の勉強法紹介

-新薬承認・薬価収載
-