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2023年10月27日、厚生労働省の薬食審・医薬品第一部会にて2製品が審議され、全て承認が了承されました。
今回は新有効成分含有医薬品はなく、報告品目もありませんでした。
審議品目:2製品
●フィコンパ点滴静注用2mg(一般名:ペランパネル水和物)
:「一時的に経口投与ができない患者における、下記の治療に対するペランパネル経口製剤の代替療法:●てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)、●他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の強直間代発作に対する抗てんかん薬との併用療法」を効能・効果とする新投与経路医薬品。
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フィコンパ(ペランパネル)の作用機序と副作用【てんかん】
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現在は錠剤と細粒剤が承認されています。
てんかん患者さんの一部は、経口投与が困難なこともあるため、今回、新たに点滴静注製剤が追加されました。
類薬のイーケプラ(レベチラセタム)とビムパット(ラコサミド)は既に点滴静注製剤がありますね。
●イグザレルト錠10mg、同細粒分包10mg、同OD錠10mg、同ドライシロップ小児用51.7mg、同ドライシロップ小児用103.4mg、同錠2.5mg(一般名:リバーロキサバン)
:「Fontan手術施行後における血栓・塞栓形成の抑制」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。
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イグザレルト(リバーロキサバン)の作用機序と副作用【静脈血栓塞栓症】
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Fontan 手術は、先天性心疾患患者を対象に低酸素血症(チアノーゼ)の改善と心室容量負荷の軽減を目的として行う手術で、術後には血栓塞栓症の発現リスクが高まることから、 アスピリンまたはワルファリンの投与が推奨されています。
ただし、イグザレルト錠15mg、細粒分包15mg、同OD錠15mgは今回の対象ではありませんので、注意が必要です。
現在、国内で承認されているDOACについては以下にまとめています♪
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DOAC(直接経口抗凝固薬)の一覧表と作用機序のまとめ【心原性脳塞栓症】
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あとがき
今回は2製品のみと少なかった印象ですねー!
以上、今回は2023年10月27日の厚生労働省の薬食審・医薬品第一部会で承認了承された薬剤の概要をご紹介しました。
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