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2022年3月11日、厚労省は不妊治療関連薬の11製品の適応拡大を承認しました!
今回は概要を掲載しています。
適応拡大:11製品
●ヒスロン錠5(一般名:メドロキシプロゲステロン酢酸エステル)
●デュファストン錠5mg(一般名:ジドロゲステロン)
:「調節卵巣刺激下における早発排卵の防止」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。
●クロミッド錠50mg(一般名:クロミフェンクエン酸塩)
:「乏精子症における精子形成の誘導」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。
エストロゲン受容体拮抗薬で、負のフィードバックを抑制することで黄体化ホルモン(LH)分泌によるテストステロンの分泌を促進させると考えられていますね。
●ル・エストロジェル0.06%(一般名:エストラジオール)
●ジュリナ錠0.5mg(一般名:エストラジオール)
●ディビゲル1mg(一般名:エストラジオール)
●エストラーナテープ0.36mg、同テープ0.72mg(一般名:エストラジオール)
:いずれも「①生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整」および「②凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。エストラーナテープ0.36mg は②のみです。
いずれも卵胞ホルモン(エストロゲン)製剤ですね。
●ジェミーナ配合錠(一般名:レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール)
●ルナベル配合錠LD(一般名:ノルエチステロン・エチニルエストラジオール)
●ルナベル配合錠ULD(一般名:ノルエチステロン・エチニルエストラジオール)
●ヤーズフレックス配合錠(一般名:ドロスピレノン・エチニルエストラジオール ベータデクス)
:いずれも「生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンを一定期間投与した後、中止した際に生じる「消退出血」を利用して、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整を行うことができます。
あとがき
2022年3月9日の薬食審・医薬品第一部会で承認了承されていた不妊治療関連薬11製品が今回正式承認されました!
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【第一部会:期待の新薬】13製品+1製品(2022年3月9日)
続きを見る
これは2022年4月から不妊治療が保険適用されることに伴ったもので、いずれも公知申請のものですね。
以上、今回は2022年3月11日に適応拡大された薬剤の概要を解説しました♪
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