今回の記事では生命保険料控除の申告方法について解説していくで!
ん?生命保険料控除って何や?種類や節税効果どんなもんやっけ?ってキミは下の記事から読んでいってな☆
-
生命保険料控除(一般・介護・個人年金)の節税効果はどんなもんや?
続きを見る
ちなみに、「申告=税金を取り戻すための手続き」ってイメージで捉えておけば大丈夫や。
って思うかもしれんけど、その通りやねん。しっかりと書類書いて提出(申告)せな税金は返ってこーへんからな。
そんなに難しいことじゃないし図を用いて解説していくでーっ!
申告方法は2種類!:年末調整か確定申告
生命保険料として支払ったお金の申告方法には以下の2つがあるんや。
- 年末調整
- 確定申告
年末調整の方法と書き方
雇われ薬剤師・看護師やと毎年11月頃に職場から年末調整の依頼があると思うから、そこで申告するのが一番楽やな!
年末調整までに準備するものは「生命保険料控除証明書」で、これは例年10月下旬~11月上旬に発送されるから大事に保管しておくんやで!(下はワイの一般生命保険料の控除証明書)
この証明書には
- 1月~9月までに支払った金額(既に支払済)
- 10月~12月に支払う予定の金額(まだ支払っていない)
が載ってて、合計金額も載ってるんやけど、使用するのは「合計金額」や。上の場合は支払済の金額だけしか載ってへんけど76,507円やな。
予定であっても問題なく控除の対象やから安心しーやー。もし何かあって予定金額が変更された場合には別途確定申告が必要やで!
そんで年末調整の時に渡される「給与所得者の保険料控除申告書」の左側にある
- 一般の生命保険料
- 介護医療保険料
- 個人年金保険料
にそれぞれ該当する事項を記入していくんや。
step
1各項目欄を埋めていく
まず大事なんが「新制度」か「旧制度」か、そして支払った金額を「あなたが本年中に支払った保険料等の金額(分配を受けた剰余金等の控除後の金額)」に書いていくんよ。
一個一個記入していけばそんなに難しくないよ。
項目欄 | 書き方 |
保険会社等の名称 | 長い場合、略称でも可 |
保険等の種類 | 控除証明書にある「種類」 |
保険期間又は年金支払期間 | 控除証明書にある「期間」 |
保険等の契約者の氏名 | 控除証明書にある「保険契約者名」 |
保険金等の受取人の氏名 | 控除証明書にある「受取人」または「被保険者」 |
あなたとの続柄 | 自分の場合は「本人」、 違う場合は「配偶者・父・母・子」等 |
新・旧の区分 | 控除証明書にある「区分」 |
給与の支払者の確認印 | 記入不要。勤め先が記入する。 |
step
2新制度・旧制度に従って計算する
次がちょっとややこしいところなんやけど、新制度・旧制度で控除額の計算式が異なってるんや。計算式は以下の図の通りやで。
【引用】生命保険料控除(一般・介護・個人年金)の節税効果はどんなもんや?
具体的な記入例は以下のタブをクリックしてみてな~。
新制度の合計金額を「(a)のうち新保険料等の金額の合計額」に入力して計算式Ⅰを元に計算した結果を該当箇所に記入するんや。
旧制度の合計金額を「(a)のうち旧保険料等の金額の合計額」に入力して計算式Ⅱを元に計算した結果を該当箇所に記入するんや。
step
3生命保険料控除額計を記入する
最後は表に従ってイ・ロ・ハの金額を記入して、最後全部を合算させた額を「生命保険料控除額計」に入力したら完了やで!
このように基本は年末調整が楽でええと思うわ。ほな、確定申告せなアカンのはどーゆー場合やろか?
確定申告をせなアカンのは、以下の場合があるけど、共通しているんは「生命保険料控除証明書」が11月の年末調整に間に合わへん、ってことやな。
確定申告が必要な場合
- 保険に加入したのが9月~12月頃
- 1年に1回の年払いにしてて、その時期が10月~12月
前述のように、「生命保険料控除証明書」はその年の1月~9月までに支払った保険料が記載されて送られてくるんやけど、9月~12月頃に保険に加入したばっかやと、これが送られて来ーへんことがあるんや。
そうすると11月の年末調整に間に合わへんから、確定申告しか選択肢が無くなってしまう。
確定申告の方法:ネットで楽々
通常、「生命保険料控除証明書」は10月下旬~11月上旬に発送されるんやけど、これが間に合わへん、もしくは拠出金額が変更になった場合にはちゃんと別途1月以降に発送されるから安心しーやー。
で、これはしっかり無くさんように保管すること!
確定申告の方法やけど、最近ではネットで必要事項をパパっと打ち込んで印刷して郵送して完了なんやで~!
雇われモンが生命保険の確定申告する場合、期間は例年2月中旬~3月中旬や。やからその期間内に書類をネットで作成して郵送したら確定申告は完了っちゅーわけや。
おおまかな確定申告の手順は別記事にしてるし、その中に生命保険の入力方法も載せてるで。
-
【2024年版】確定申告はネットで作成して郵送で完了!税務署に行かなくてOK
続きを見る
そんで最終的に印刷される書類には「第一表」と「第二表」があるんやけど、下図のように生命保険料を支払った金額(証明書の金額)が「第一表」の生命保険料控除と一致してればOKや。
あとはこの表たちと、控除証明書を最寄りの税務署に郵送すれば確定申告は完了やで~。
マイナポータル連携で電子データ(XMLファイル)から自動入力も可能
今までは年末調整・確定申告時には「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」の提出が必要やったけど、最近では「マイナポータル連携」をしていれば、電子的に取得可能になったんよ!めちゃ楽やでー!
マイナポータル連携特設ページ(マイナポータルを活用した控除証明書等のデータ取得と自動入力)
事前にマイナポータルにログインして連携の準備が必要なんやけど、一度連携しておくと以後のデータ取得は非常に簡便。やり方については国税庁のHPを確認してみてな~。
実際にはこんな感じで、一度設定すれば毎年自動的に電子データ(XMLファイル)が届くから、それを年末調整のソフトにインポートすればOKやで。
まとめ
基本は年末調整で申告するんが楽やけど、控除証明書が間に合わん場合、確定申告が必要になってくるで。
どっちも忘れたしもーたら税金返ってこーへんからな!ちゃんと忘れずに申告するんやで~。
本記事が少しでもキミの役に立てれば本望やで!ほな、また~!
あわせて読みたい
貯蓄・節税に最適な個人年金保険を解説してるで!
-
個人年金保険で節税と貯蓄!薬剤師・看護師に最適な理由をFPが解説
続きを見る
貯蓄・節税に最適な低解約返戻金型終身保険を解説してるで!
-
低解約返戻金型終身保険で節税と貯蓄!薬剤師・看護師に最適な理由とは
続きを見る
iDeCoの始め方について、金融機関・運用商品選びを解説してるで!
-
【iDeCo始め方】節税・貯蓄におすすめの金融機関と運用商品はコレや!
続きを見る
他の所得控除なんかも知りたければ以下の記事に一覧表載せてるから見てみてや~
-
所得控除と税額控除の一覧表|節税するならまずはコレから!
続きを見る
節税・保険に関して悩みがあれば無料でFPに相談!
貯蓄もできて節税もできる保険を調べたいけど・・・
なんとなく面倒。勧誘が嫌。あまり空いている時間が無い。
というあなたにぴったりな保険代理店があります!
【保険見直しラボ】という無料の訪問型保険相談サービスで、経験豊富なFPがあなたの自宅や指定場所にまで来てくれて個別相談ができます。(オンライン可)
保険と関係ないiDeCoやNISAや、相続対策のことも詳しいので、もし節税・投資や保険について色々勉強したいことがあれば何でも気軽に無料で相談可能ですよ。
保険見直しラボ【訪問型の保険代理店】
保険見直しラボの特徴!
- 訪問型保険代理店では日本トップクラス(全国70拠点以上)
- 保険商品の比較表が単純明快で分かりやすい
- WEBオンライン面談・相談も可能
- 利用者の満足度・おすすめしたい度が高い
- 強引な勧誘が全く無く、何度相談しても無料
-
保険見直しラボの口コミ・評判は?実体験に基づくメリット・デメリットを解説