
膨大な薬歴記入に、時間外の電話相談。薬局薬剤師の仕事が時間内に終わらず、やむなく残業をすることは珍しくありません。
しかし残念なことに、その残業に給料が支払われず、「サービス残業」をしながら働いている薬剤師もいます。
サービス残業は法律違反です。今の薬局で働き続けることは、将来大きなリスクになります。
現在の働き方に疑問を抱える薬剤師は、ぜひ読んでみてくださいね♪
この記事の結論
- 会社の指示や黙認のもとで行った時間外労働に賃金を払わないのは労働基準法違反。「自主的な残業」でも、会社が黙認していれば違法になり得る
- 調剤薬局では開店準備・30分単位の切り捨て・時間外の電話対応・薬歴記入・みなし残業の超過分がサービス残業の典型例
- まずは残業時間と業務内容を記録し、上司・人事に相談。改善しなければ労働基準監督署への相談や転職も選択肢
- 未払い残業代は3年間さかのぼって請求できる(2020年4月1日以降に支払日が来る賃金)
サービス残業はなぜ違法なのか?薬剤師の自主的な残業も法律違反!

サービス残業とは、本来残業代が支払われるべき時間外労働に対して、賃金が支払われないことです。
薬剤師を含め、原則として日本の労働者(正社員、契約社員、パート、アルバイトなど、就業形態を問わず)には労働基準法が適用されます。これは労働条件の最低基準を定めた法律です。
確かめよう労働条件|労基法は、働く人みんなに適用されるのですか。
残業時間の上限と割増賃金のルール
法定労働時間(1日8時間・週40時間)を超えて働かせるには、会社と労働者の代表が36(サブロク)協定を結び、労働基準監督署に届け出る必要があります。
その場合でも、時間外労働の上限は原則として月45時間、かつ年360時間です。
臨時的な特別の事情がある場合に限り、特別条項付きの36協定を結べば上限を超えられますが、以下の上限は必ず守らなければなりません。
| 項目 | ルール |
| 原則の上限 | 月45時間・年360時間 |
| 特別条項の上限 | 年720時間以内/単月100時間未満(休日労働含む)/2~6か月平均80時間以内(休日労働含む)/月45時間超は年6回まで |
| 時間外労働の割増率 | 25%以上 |
| 月60時間を超える時間外労働 | 50%以上(2023年4月から中小企業にも適用) |
| 深夜労働(22時~5時) | 25%以上(時間外と重なれば合計50%以上) |
| 法定休日労働 | 35%以上 |
大企業だけでなく、調剤薬局を含むすべての中小企業がこの法律の対象です。
労働時間としてカウントされないサービス残業では、実際の残業が月60時間を超えていても、割増賃金は支払われません。
違反した会社への罰則
割増賃金を支払わない場合(労働基準法第37条違反)や上限規制に違反した場合、会社には「6か月以下の拘禁刑」または「30万円以下の罰金」が科される可能性があります。
※2025年6月1日の刑法改正により、「懲役」は「拘禁刑」に一本化されました。
また、明示的な指示がなくても、上司が残業を知りながら黙認していた場合や、時間内に終わらない業務量を課していた場合は、労働時間と判断される可能性があります。「自主的にやっていたから」という言い訳は通用しにくいのです。
悪質な場合は、厚生労働省によって企業名が公表されることもあり、会社のイメージダウンは避けられないでしょう。
薬剤師が疲弊!調剤薬局でサービス残業が発生する5つの原因
どうして調剤薬局でサービス残業が発生するのでしょうか?
主な原因を5つ紹介します。
①朝の掃除や開店準備のため、始業時刻より早く出勤しなければならない

上司から店舗の掃除・準備を指示されているのに、その時間に給料が支払われていないということはありませんか?
労働時間かどうかは、会社の指揮命令下に置かれているかどうかで判断されます。朝の掃除が会社(≒上司や管理薬剤師など)から指示されている場合や、参加しないと評価が下がる・注意されるなど事実上強制されている場合は、労働時間とみなされ給料が発生します。
一方、参加が完全に任意で、不参加でも評価や不利益がない場合は、労働時間に当たらないと判断されることもあります。
薬局にこのような雑務の規定がなく、無償で行うことが当然とされているケースもあります。仮に、週5日働く薬剤師が毎日30分早く出勤する場合、月に約10時間のサービス残業になります。
②勤怠管理システムで残業代が発生する最低時間が定められている

「タイムレコーダーで記録した残業に対して、30分単位で残業代を支払う。30分に満たない場合は切り捨てとする」
薬局の就業規則で、このように定められていることがあります。
勤務時間が17時までの場合、17時29分まで残業しても、30分に達していないため残業代は発生しないことになります。このような日ごとの切り捨ては、労働基準法第24条の「賃金全額払いの原則」などに違反します。
労働時間を会社の都合で切り捨てることは認められず、原則として1分単位で残業代が支払われるべきです。
※例外として、1か月の時間外労働の合計に1時間未満の端数がある場合、30分未満を切り捨て・30分以上を1時間に切り上げる処理は、事務簡便化のため認められています(切り上げとセットであることが条件)。
「就業規則で決まっているから残業代は出ないよ」と上司に言われることもありますが、就業規則よりも労働基準法が優先されます。
このケースも立派なサービス残業ですよ!!
③かかりつけ薬剤師指導料・地域支援体制加算による時間外対応がある
加算の対応に苦労していませんか?
かかりつけ薬剤師指導料や地域支援体制加算を算定する場合、薬剤師は薬局の営業時間外でも、電話で患者様からの相談に応じる体制が求められます。
会社によっては薬剤師にノルマを課し、何十件ものかかりつけ薬剤師指導料を算定するよう指示することがあります。
それにもかかわらず、ノルマ達成のインセンティブがないうえに、時間外対応時の給料が支払われない場合も。
一般に、電話を待っているだけで行動が自由な待機時間は労働時間に当たらないとされますが、実際に患者様の電話に対応した時間は労働時間です。対応記録を残し、賃金や手当の扱いを確認しておきましょう。
患者様に頼られるやりがいを感じていても、プライベートの時間を圧迫されるストレスはかなりのものです。
④薬歴記入のためにやむなく残業しても、給料が発生しない

勤務時間内に薬歴を書き終えられず、閉局後に残業して記入することがあります。
ブラックな調剤薬局では、上司がタイムカードを切った後の記入を促したり、薬剤師が休日に出てきて記入したりするケースが散見されます。
薬歴の記載は業務そのものなので、その時間は当然労働時間です。「あなたが遅いのが悪い」など、個人のスキルを理由に無償で残業させる行為は違法です。
中には、薬剤師1人あたりの処方箋枚数が1日40枚を超える薬局など、店舗の人員不足が原因になっていることも。
⑤みなし残業代以上の時間外労働が発生している
管理薬剤師やエリアマネージャーに、みなし残業(固定残業)代を支給する薬局があります。
毎月一定の残業代が支払われるため、薬剤師側にもメリットがある制度です。ただし固定残業代が有効になるには、何時間分・いくらの残業代なのかが明示され、通常の賃金と区別されていることが必要です。
想定時間を超えた分は、追加で残業代を支払わなければなりません。
にもかかわらず、「みなし残業代が固定給に含まれているので、いくら働いても残業代は一定」とされてしまうと、管理者がやむなくサービス残業をすることになります。
※なお、管理薬剤師という肩書きだけで労働基準法上の「管理監督者」に当たるとは限りません。経営者と一体的な立場や権限、相応の待遇がなければ、残業代の支払い対象になります。
薬剤師のサービス残業が抱えるリスク
調剤薬局でサービス残業が横行している現状は改めなければなりません。
今の働き方を続けると、どんなリスクがあるのかを考えてみましょう!
薬局がさらに人手不足になるリスク

所属する薬剤師を無償で働かせることは、労働基準法違反です。
違反が明らかになれば会社は是正勧告や罰則を受け、営業の継続が厳しくなることもあります。当然、転職を検討する人も増えるでしょう。
サービス残業が横行していることが外部に伝われば、患者様からのイメージダウンはもちろん、今後の採用も難しくなるかもしれません。
薬剤師自身の健康のリスク
サービス残業が続けば、やがて自分自身の健康を損ないます。
中には非常にタフで、バリバリ仕事することを生きがいにする薬剤師もいるかもしれません。
しかし、サービス残業が常態化した働き方を長く続けることができるでしょうか?
長時間労働で体を壊したり、うつになったりして働けなくなっては本末転倒です。薬剤師として長く働き続けるためには、「長時間働き続けない」ことも必要です。
自己成長できなくなるリスク

家に帰って、自分のために勉強する時間はありますか?
近年は専門性が高く、薬局の加算につながる専門資格もあります。自分の給料アップのためにも、患者様のためにも、自己研鑽は欠かせません。
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認定薬剤師取得までの費用は?制度概要・メリットと申請までの手順を解説
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しかしサービス残業が続けば、これから必要になる知識を学んだり、仕事を振り返ったりする時間を持つことはできないでしょう。
今の薬局で長時間働くだけでは、薬剤師としての成長は望めず、自分のキャリアを歩むことも難しくなります。
これら3つのリスクを避けるために、早めに今の働き方を変えようとする決意が必要です。
調剤薬局でのサービス残業を解消する5つの方法!
サービス残業の改善のために、薬剤師ができることを紹介します。
はじめに、サービス残業を解消することは個人の力では非常に難しいと認識しておきましょう。
サービス残業が横行する『ブラック薬局』の現状は、薬剤師一人が変わるだけではどうにもなりません。
経営者、役職者、そして多くの薬剤師が一斉に意識を変えなければ、改善は難しいものです。現状を変えようとして逆に疲弊しないよう、一人で思い悩まないことを覚えておいてください。
サービス残業を解消する5ステップ
- サービス残業の時間・仕事内容を記録して見える化する
- どう変えたいのか要望を明確にする
- 仕事の属人化を減らす
- 上司・人事部門(必要に応じて労働基準監督署)に相談する
- それでも改善しなければ転職を検討する
①サービス残業の時間や仕事内容を『見える化』する

自分が月に何時間サービス残業をしているか、把握していますか?
また、時間外労働が発生しているとすれば、それはどの業務によるものでしょうか?
改善の第一歩は、サービス残業の具体的な時間と、その仕事の内訳を把握することです。
自分の残業時間と、そのときの業務内容をメモなどに書き留めておきましょう。この記録は、あとで未払い残業代を請求する際の証拠にもなります。

記録しておきたい項目
- 日付と、実際の出勤・退勤時刻
- タイムカード上の打刻時刻(実際との差)
- 行った業務内容(薬歴記入、開店準備、電話対応など)
- 上司からの指示の有無(メールやチャットの記録も保存)
- PCのログイン・ログオフ時刻、薬歴システムの記載時刻など客観的な記録
サービス残業がいつ、なぜ起きているのかを具体的に探り、客観的に評価できるようにするのです。
同僚や後輩に、サービス残業について聞いてみるのもよいかもしれません。
サービス残業が常態化しているのは自分だけでしょうか。それとも、店舗の薬剤師全員でしょうか。他の店舗でも同じことが起きているのでしょうか。
さまざまな視点でサービス残業の実態を把握できれば、今後上司と相談するうえで非常に役立ちます。
②サービス残業に対する要望を明確にする
サービス残業を『見える化』できたら、次は「自分の労働環境をどのように変えたいのか」を考えてみましょう。
- 「薬歴の記入で毎日1時間程度の残業が発生する。タイムカードを切らずに、この時間も給料が出るようにしたい」
- 「できる薬剤師1人に仕事が集中している。マニュアルを作って店舗の皆に仕事を割り振れれば、個人のサービス残業が減るかもしれない」
- 「自分の店舗だけ飛びぬけて残業時間が長い。別の店舗に異動したい」
などなど、箇条書きで書き出してみると良いですね。
本来あってほしい薬局の姿がクリアになったかと思います。
サービス残業は当然法律違反ですが、人事部や経営者の問題だとひとくくりに考えてはいけません。
「それは現場の薬剤師で対応すべき問題だ」と上司に判断されてしまえば、対処はますます難しくなります。
要望を吟味し、薬局の中で改善できるものか、上司の協力が必要なものかを見極めてみましょう。
また、最近の薬歴管理システムには、患者様の情報画面から直接情報提供書を作成できる機能や、作成した書類をPCからFAXできる機能など、便利なものが増えています。お薬相談がチャットで完結するアプリなどもあり、組み合わせれば大きな負担軽減につながるでしょう。
参考:コトセラ|医療機関向けサービスの比較・検索サイト >【用語解説】電子薬歴管理システムと薬剤師の業務効率化
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③仕事の属人化を減らす

残業の削減が現場で対処できる内容であれば、まずは周りの人たちと協力して改善に取り組んでみましょう。
労働時間削減のポイントは、仕事の属人化を減らすことです。
属人化とは、その仕事が特定の人にしかできず、個人に仕事が集中することを指します。かかりつけ薬剤師や在宅対応など、薬剤師の仕事は属人化が起こりやすいものです。
自分でなくてもできる仕事は、ほかの薬剤師や医療事務さんに任せられないか考えてみましょう。
薬局にマニュアルがなく、自分しかその仕事のやり方を把握していないだけかもしれません。
本当に自分にしかできない仕事に集中できれば、日中の仕事量に余裕が生まれ、残業時間の短縮にもつながります。
④直属の上司や人事部門に相談する
自分たちで対処できない点は、まずは直属の上司に相談してみましょう。
相談するときは、次の点を具体的に説明するのが望ましいです。
- 月あたり何時間サービス残業が発生しているのか
- どのような仕事を行っているのか
- どうすれば改善すると考えているのか
現状をただ説明するだけでなく、サービス残業をどのように変えてほしいのか、薬剤師側の要望も伝えましょう。
サービス残業が直属の上司から指示されていることもあります。その場合は、人事部門など、上司のさらに上の人に相談することが必要です。
サービス残業について相談し、正しく給料を支払ってほしいと伝えるのは勇気のいることです。
しかし、経営層は現場の労働状況を把握しているつもりでも、実は把握できていないということはよくあります。会社全体が良い方向に向かうためにも、一度相談してみましょう。
実際にX(旧Twitter)では、薬局経営者が店舗からの報告でサービス残業に気付き、すぐに改善したという事例もありましたよ!

社内で相談しても改善しない場合は、外部の公的な窓口に相談する方法もあります。相談は無料で、匿名でも可能です。
無料で相談できる公的窓口
- 労働基準監督署:労働基準法違反の申告・相談先。会社への調査や是正勧告を行う
- 総合労働相談コーナー:各都道府県労働局・労働基準監督署内に設置
- 労働条件相談「ほっとライン」:平日夜間・土日祝も電話で相談できる厚生労働省の委託事業
参考:厚生労働省|総合労働相談コーナーのご案内/確かめよう労働条件|相談窓口
⑤それでも改善がなければ転職を検討する

現場でできる限りの労働時間削減を行い、上司や人事部門にも相談し、手を尽くしても、サービス残業は一朝一夕には解決しないこともあります。
何よりサービス残業が常態化し、経営者が現状を変えようとしていないことが大きな問題です。
はじめにお伝えしたように、所属する薬剤師の意識が一斉に変わらなければ、会社は変わりません。
一つの調剤薬局に長く勤めていると見えにくいですが、労働時間は薬局によってさまざまです。働き方を変えたい!と思ったときは、なるべく早く行動しましょう。
なお、未払い残業代は3年間さかのぼって請求できます(2020年4月1日以降に支払日が来る賃金)。退職後でも請求は可能なので、記録は手元に残しておきましょう。
サービス残業のない職場に転職するには?
転職先のサービス残業の実態を把握することは、非常に難しいといえます。
なぜなら、働く時間がブラックボックス化しており、残業をしている本人しか実際の労働時間を把握できないためです。
転職先について正しい情報を得るためには、まずは転職エージェントに相談することをおすすめします。
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薬剤師の転職サイトおすすめ3選|薬剤師2名が実際に利用・取材して比較
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転職エージェントは、さまざまな転職者をサポートしてきた経験から、希望先のサービス残業の実態を把握していることがあります。
面接や見学では、「残業代は何分単位で計算されますか?」「月の平均残業時間はどれくらいですか?」と具体的に確認するのも有効です。
まずは自分の薬局のサービス残業について、エージェントに相談することから始めてみましょう!
『薬進キャリアサポート』で自分らしい薬剤師人生を
サービス残業の解消はゴールではなく、自分らしい薬剤師人生を歩むためのスタートラインです。
長時間、会社のために働くことが成長につながるという考え方は過去のものです。今の時代には合わない働き方ですよね…。
- 仕事に精を出した後は、プライベートの時間のために余力を残す。
- 家族とリラックスした時間を過ごし、さまざまな場所に出かけ、興味のある分野について勉強する。
そんな毎日を楽しむ余裕こそが、薬剤師としてのパフォーマンスにもつながっていきます。
サービス残業のない調剤薬局に転職したい!そう思ったときは、ぜひ『薬進キャリアサポート』にご相談ください。過去の実績として、残業がほぼない薬局や、1分単位で残業代を請求できる薬局の求人がありましたよ。


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ブログ紹介記事
>>Study Days.|薬剤師の転職に一押しのエージェント(プレゼントあり!)
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\ 医療機関に強く、妥協したくない!/
薬剤師のサービス残業に関するよくある質問
薬剤師のサービス残業に関するよくある質問をまとめてみました。
自分から進んで残業した場合もサービス残業になりますか?
残業代を30分単位で切り捨てるのは違法ですか?
朝の掃除や開店準備は労働時間ですか?
管理薬剤師には残業代が出ないのですか?
未払いの残業代は何年さかのぼって請求できますか?
サービス残業はどこに相談すればよいですか?
まとめ
本記事のまとめです!
本記事のまとめ
- サービス残業は違法:労働基準法違反。自主的な残業でも、会社が黙認していれば違法になり得る。
- サービス残業が発生する原因:開店準備、残業時間の切り捨て、時間外の電話対応、薬歴記入、みなし残業の超過分の未払いなど。
- サービス残業のリスク:薬局の人手不足の進行、薬剤師の健康悪化、自己成長の機会の減少など、長期的な悪影響がある。
- 解決策:残業時間の記録・見える化、改善要望の整理、業務の属人化の解消、上司・人事・公的窓口への相談。
- 転職も選択肢:現職での改善が難しい場合は、サービス残業のない職場への転職を検討。未払い残業代は3年間さかのぼって請求可能。
薬局薬剤師は、膨大な薬歴記入や時間外の電話相談などで、やむなく残業をすることも珍しくありません。しかし、残業代が支払われず「サービス残業」となることもしばしばです。
もちろん、今の薬局で改善できるならそれが最善です。改善が見られない場合は、早めの転職も視野に入れてよいかもしれません。
本記事が、サービス残業に悩んでいるあなたのお役に立てれば嬉しく思います。
参考書籍・文献
- e-Gov法令検索|労働基準法
- 厚生労働省|時間外労働の上限規制 わかりやすい解説
- 厚生労働省|労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン
- 残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか? 中原淳 (著), パーソル総合研究所 (著) (光文社新書)
- 完全残業ゼロの働き方改革 米村 歩 (著), 上原 梓 (著) (プチ・レトル社)
- これ一冊でぜんぶわかる! 労働基準法 2024-2025年版 今井 慎 (監修), 池田 優子 (監修), 新井 将司 (監修) (ナツメ社)
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