今回の記事ではiDeCoの拠出時の申告方法について解説していくで!
ん?iDeCoって何や?節税効果どんなもんやっけ?ってキミは下の記事から読んでいってな☆
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【図解】iDeCoの節税効果やメリット・デメリットについて解説するで!
続きを見る
上記記事で解説の通り、iDeCoは拠出時に莫大な節税効果が得られるのが特徴やったな!
ほな、今後は放っておいても勝手に控除(節税)されるんやろなぁ!
と、思ったら大間違いやで!!!!
確かに自分で手続きせずに勝手に控除される人もおるんやけど、基本は自分で申告せなアカンねん。
ちなみに、「申告=税金を取り戻すための手続き」ってイメージで捉えておけば大丈夫や。
今回は雇われ薬剤師・看護師がiDeCoの申告をする際の方法と注意事項を解説していくで!
iDeCoの申告が不要な人:勝手に節税されている人は?
まず始めにiDeCoの申告が不要な人を説明しておくで。
iDeCoの拠出金を支払う方法には2種類あって、これは自分の好みで選択することができるんや。
- 給与天引き
- 個人の口座から引き落とし
このうち、「1.給与天引き」を選択した場合、申告は不要で勝手に毎年節税が自動的にされるようになるんや!
逆に「2.個人の口座から引き落とし」を選択した場合、毎年自分で申告(年末調整もしくは確定申告)をせなアカンのやで。
ほな楽そうな給与天引きにしとけばええんちゃうんか?そしたらあとは勝手に控除されていくんやろ。
確かに雇われモンが楽そうなんは「1.給与天引き」やろうけど、もし拠出金の金額を変更したり、退職・転職したりする時にはいちいち勤務先に申請しなアカンのがデメリットや。
ほな次からは「2.個人の口座から引き落とし」を選択してる場合の申告方法(年末調整もしくは確定申告)について解説していくで!
年末調整の方法と書き方、電子申請(XML)も可能
iDeCoの拠出金を個人の口座から引き落としにしてる人は、申告方法が2つあるんや。
- 年末調整
- 確定申告
雇われ薬剤師・看護師やと毎年11月頃に職場から年末調整の依頼があると思うから、そこで申告するのが一番楽やな!
年末調整までに準備するものは「小規模企業共済等掛金払込証明書」で、これは例年10月下旬~11月上旬に発送されるから大事に保管しておくんやで!
この証明書には
- 1月~9月までに拠出した金額(既に支払済)
- 10月~12月に拠出する予定の金額(まだ支払っていない)
が載ってて、合計金額も載ってるんやけど、使用するのは「合計金額」や。上の場合やと60,000円やな。
予定であっても問題なく控除の対象やから安心しーやー。もし何かあって予定金額が変更された場合には別途確定申告が必要やで!
ちなみに、2023年10月からは小規模企業共済等掛金払込証明書を電子データ(XMLファイル)で受領できるようになったんや。年末調整がWEBで行える会社なら、XMLファイルをアップロードするだけで申告が可能やで~。
iDeCo公式サイト|小規模企業共済等掛金払込証明書のマイナポータル利用について
マイナポータルからe-私書箱と連携することで、すぐに電子データが提供されるよ。iDeCo公式サイトのマニュアルもあるから、ぜひ試してみてや~♪
e-私書箱|小規模企業共済等掛金控除証明書(iDeCo)の電子データ発行
さて、紙で年末調整する場合の書き方は簡単で、年末調整の時に渡される「給与所得者の保険料控除申告書」の右下にある「小規模企業共済等掛金控除:確定拠出年金法に規定する個人型年金加入者掛金」の枠内に、さっきの「小規模企業共済等掛金払込証明書」の合計金額を記入するんや。
上図は書き方の例やけど、間違っても赤字で書かんようにな!本番は黒で書いてや!
そうやな、基本は年末調整がええと思うわ。ほな、確定申告せなアカンのはどーゆー場合やろか?
確定申告をせなアカンのは、以下の場合があるけど、共通しているんは「小規模企業共済等掛金払込証明書」が11月の年末調整に間に合わへん、ってことやな。
確定申告が必要な場合
- iDeCoを始めたのが9月~12月頃
- 1年に1回の年払いにしてて、その時期が10月~12月
- 10月~12月の拠出予定金額が変更になった
前述のように、「小規模企業共済等掛金払込証明書」はその年の1月~9月までに拠出した金額が記載されて送られてくるんやけど、iDeCoを9月~12月頃に始めたばっかやと、これが送られて来ーへんことがあるんや。
そうすると11月の年末調整に間に合わへんから、確定申告しか選択肢が無くなってしまう。
他の場合も一緒や。
10月~12月の間に年1回の支払日があったり、その期間に拠出金の金額を変更してしまうと証明書が年末調整に間に合わへんねんな。
「もう証明書は間に合いませんので確定申告してください」って言われたで(´・ω・`)
年末調整した後のiDeCo節税効果の確認方法については以下の記事で解説してるよ。
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iDeCoの節税効果を確認する方法は?源泉徴収票・住民税通知書のココ!
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確定申告の方法(電子申告可能):ネットで楽々
ほな次は確定申告の場合を解説していくで~。
通常、「小規模企業共済等掛金払込証明書」は10月下旬~11月上旬に発送されるんやけど、これが間に合わへん、もしくは拠出金額が変更になった場合にはちゃんと別途1月以降に発送されるから安心しーやー。
で、これはしっかり無くさんように保管すること!
こっちも、電子データ(XMLファイル)を取得して確定申告することができるで。
確定申告の方法やけど、最近ではネットで必要事項をパパっと打ち込んで印刷して郵送して完了なんや。電子データがある場合にはもっと簡単かな。
雇われモンがiDeCoの確定申告する場合、期間は例年2月中旬~3月中旬や。やからその期間内に書類をネットで作成して郵送したら確定申告は完了っちゅーわけや。
おおまかな確定申告の手順は別記事にしてるし、その中にiDeCoの入力方法も載せてるで。
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【2024年版】確定申告はネットで作成して郵送で完了!税務署に行かなくてOK
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そんで最終的に印刷される書類には「第一表」と「第二表」があるんやけど、下図のようにiDeCoで拠出した金額(証明書の金額)が小規模企業共済等掛金控除と一致してればOKや。
あとはこの表たちと、証明書を最寄りの税務署に郵送すれば確定申告は完了やで~。
まとめ
iDeCoの申告方法
- 拠出金が「給与天引き」の場合は申告不要
- 拠出金が「個人の口座引き落とし」の場合は年末調整もしくは確定申告
- 小規模企業共済等掛金払込証明書は大切に保管
申告不要に該当する人は心配せんでもいいけど、申告が必要な人はきちんと申告してや~!そーせんと税金が返ってこーへんから大変やで!
本記事が少しでもキミの役に立てれば本望やで!ほな、また~!
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他の所得控除なんかも知りたければ以下の記事に一覧表載せてるから見てみてや~
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所得控除と税額控除の一覧表|節税するならまずはコレから!
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