★成績優秀者限定の就活|薬学生プレミア
問1 等電点電気泳動法は何に依存して分離する方法か。
① 分子量のみ
② 電荷のみ
③ 電荷と分子サイズ
【解説】 等電点電気泳動法は電荷のみに依存して分離をする方法。 ゲル化電気泳動法は分子量の違いに依存して分離をする方法。
正解は②でした!
問2 電気泳動法の泳動速度に反比例するのはどれか。
① イオンの電荷数
② 電場の大きさ
③ イオンの半径
【解説】 イオンの電荷数、電場の大きさに比例し、イオンの半径、溶媒の粘度、電極間の距離に反比例する。
正解は③でした!
問3 SDS⁻ポリアクリルアミドゲル電気泳動として正しいものはどれか。
① 陽イオン性界面活性剤を使用する
② タンパク質は正に帯電させる
③ アミノ酸2〜3残基あたりSDS1分子が結合する
正解は③でした!
【解説】
陰イオン性海綿状脳症であるドデシル硫酸ナトリウムを加え、タンパク質を一様に負に帯電させ分離を行う。
問4 電気浸透流として正しくないのはどれか。
① 電気二重層が形成される
② 緩衝液がpH3以上になるとフューズドシリカのシラノール基が解離し、表面が負に帯電する。
③ キャピラリー内の電解質溶液全体が陰極から陽極に向かう
正解は③でした!
【解説】
キャピラリーに電圧をかけると壁面に集まった陽イオンが陰極に引き寄せられ、それに伴ってキャピラリー内の電解質溶液全体が陽極から陰極に向かう強い流れができる。
問5 溶媒抽出法で抽出効率を上げる方法として正しくないのはどれか。
① 抽出回数を増やす。
② 解離基をもつ物質を抽出する際はイオン型にする。
③ 水相に飽和濃度まで塩化ナトリウムを添加する。
正解は②でした!
【解説】
解離基をもつ物質を抽出する際は分子型にする。
酸性化合物はpHを低く、塩基性化合物はpHを高くする。
問6 除タンパク法として正しくないのはどれか。
① 酸変性法では過塩素酸やトリクロロ酢酸が使用される。
② 有機溶媒変性法では水に不溶な有機溶媒が使用される。
③ 限外ろ過法とは限外ろ過膜を使用し物理的にタンパク質を除去する方法。
正解は②でした!
【解説】
有機溶媒変性法で使用するのはメタノールなどの水に可溶な有機溶媒が使用される。
問7 真の値からの偏りの程度を表しているのはどれか。
① 精度
② かたより
③ 真度
正解は③でした!
【解説】
精度とは測定値におけるばらつきの程度。
かたよりとは真の値から観測データの母平均を引いた値。
問8 X線診断で正しいのはどれか。
① X線の吸収度は骨より脂肪の方が多い。
② 陽性造影剤としてヨウ素化合物が使用される。
③ 非侵略的である。
正解は②でした!
【解説】
X線の吸収度は骨>血液>脂肪の順であり、検査に伴うX線の被ばくに注意が必要。
問9 核磁気共鳴スペクトル測定法で正しいのはどれか。
① 体内のプロトンの磁気緩和時間の差を利用する。
② 人体を傷つける。
③ 硫酸バリウムが使用される。
正解は①でした!
【解説】
核磁気共鳴スペクトル測定法は非侵襲的であり、ガドリニウム系造影剤が使用される。
問10 核医学診断法として正しいのはどれか。
① SPECT、PETともに断層撮像を行う。
② PETで利用される放射線核種はβ-線である。
③ SPECTに用いられる99mTcは半減期3時間である。
正解は①でした!
【解説】
PETで用いられるのはβ+放出核種。
SPECTで用いられる99mTcは半減期6時間である。
成績優秀者ではなくとも就活は有利にできる!