薬学生プレミアとは

昨今、薬剤師国家試験の合格率は70％前後で推移していますが、それに加えて最終学年で留年し、卒業ができずに内定が取り消される学生が一定数いることも周知の事実かと思います。内定の取り消しは、企業にとっても痛手です。近年は、合格率や留年率から採用数をコントロールしている企業も増えてきていますが、中小企業ではそうはいきません。10人の学生に内定を出し、4人しか国試に合格できなかったなんてパターンも実際にございます。
 
予想していたタイミングで薬剤師が入社してこないと、薬局は中途採用を増やしたり派遣薬剤師を依頼するなどして、薬剤師を補填しないといけません。これにかかる、労力やコストは莫大です。
その中で「このままいけば、確実に国試に受かってくれるだろう」と見込める学生の市場価値は高いです。しかし、現状、その学力を評価してくれる仕組みはありません。

そこで立ち上げたのが
薬学生プレミアです。

 
CBTや国家試験の模擬試験において「B判定以上」と、少々厳しい条件を課しています。これくらいの成績であれば、確実な合格を見込めることと、エージェントの人数にも限りがあり、人数を絞り込む意味合いも込めて、この条件となります。しかし、これをクリアできる薬学生には、より有利な選択肢を提示致します。

優秀な薬学生に対しては、少々の要望は「安いもの」と考えてくれる薬局は多数あります。

 
薬局側にとって、内定辞退により急いで採用する中途社員は、言ってしまえばギャンブルです（コミュニケーション能力は？人柄は？トラブルを起こさないか？など）。穴を埋める派遣薬剤師も高コスト。確実に優秀な薬学生を採用できる「薬学生プレミア」は薬局側にとっても大きなメリットとなります。
 
私たちも、薬学生の就職活動をサポートする際には、薬局側から報酬を頂きます。しかし、
 
報酬は継続して勤務できた場合に満額を頂くため、すぐに辞めてしまうような就職先は紹介しません
 合格見込み者の高い能力は、薬局側からも魅力的
 
上記のことから、薬学生－薬局 どちら側にとっても良いサービスであると確信しています。