今回の記事では、介護職のテレワークを紹介していきます!
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新型コロナウイルス感染症の拡大と共に、様々な分野・会社でテレワークの導入が加速しました。しかし、エッセンシャルワーカーの代表例でもある介護職のテレワークは果たして可能なのでしょうか?
結論から言うと、介護職全体として「できるようになりつつある」が答えですね。またケアマネージャーに限れば「テレワーク推進の方向」です。
さらに仕事内容や資格によっても差異がありますので、その点も確認していきましょう!
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介護職でテレワークできる仕事とできない仕事
原則的に、介護職の通常業務は高齢者などの身の回りのサポート「身体介護」や「生活援助」ですので、この業務はテレワーク不可です。
一方で介護以外の業務も多々ありますよね。こっちはテレワークに移行可能な業務です。
テレワーク可能な業務
- レセプト請求業務
- ケアプランの作成・評価
- 報告書作成業務
- 職員会議
- 相談対応業務
- 行事・レクリエーション準備
- 管理・マネジメント業務
レセプト請求・ケアプラン・報告書の作成はパソコン作業が中心です。そのため、テレワークであっても問題なく行えるでしょう。
また職員会議やスタッフ会議も対面で行う必要はなく、zoom、Skype、teams、webexなど、無料のオンライン会議ツールを使用すればOKです。
とは言っても多くの介護施設はテレワークの導入に躊躇しているのが現実でしょう。待っていても数年・数十年は導入されないかもしれません・・・。
従って、既に導入を始めている介護施設・介護法人に転職するのが一番手っ取り早いと言えます。
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テレワークを導入した社会福祉法人の例
テレワーク・リモートワークをいち早く導入したとある社会福祉法人を紹介します。
北九州市で特別養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービス、居宅介護支援の4事業を行っている「社会福祉法人 南風会 ヘルシーハイム」様の例です(資料は福岡県HP|介護職員のテレワークの導入 テレワークのルールづくりより)。
詳細は割愛しますが、テレワーク可能な具体的な対象者は以下とされていました。
- 育児、介護により出勤できない時間帯や日がある職員で、かつ、通常復帰が不明確な状態が継続するものの、通算して5時間以上テレワークを行うことができる者
- 現在行っている職務が概ね区分できる状態であること
- 清掃等の軽微な業務のみを行っている職員は除く
- テレワークでの成果が日々報告できる業務を有していること
- 身体障害のある通勤が困難な職員
- メンタルを患った職員の職場復帰支援(検討中)
- 感染症クラスター発生に伴い自宅待機させる職員(BCP)
テレワークでの成果が日々報告できる業務というのは、「ケアプランの作成」、「ケアプランに基づく評価記録の確認と依頼」、「勤務表の作成」、「会議」、「行事・レクリエーションの準備」などが挙げられていますね。
ただし、介護保険法における人員配置基準にテレワークの時間を組み込むことは不可のため、誰でも彼でも際限なくというのは現状難しいです。
まだまだ課題は残っていますが、徐々に介護職でもテレワーク可能な施設・求人は増えてきている印象を受けますね。
リモートワーク・テレワーク可能な求人・職種
介護職全体としては先ほど挙げたリモート可能な業務はテレワークに移行可能です。
ただ、中心的な仕事は「身体介護」や「生活援助」のため、全てをテレワークに置き換えるのは不可能。まずは一部からの導入ですね。
そんな中、大半の業務がテレワーク可能となる職種があります。
それがこちら!
ケアマネージャー(介護支援専門員)
一般の介護職・介護資格の中で最もテレワークに近いのがケアマネです。
主な業務はケアプランの作成のため、利用者の身体に触れることはありません。つまり、パソコンさえあれば大多数の業務がテレワーク可能ということです。
実際に介護ワーカーで求人を検索したところ、ケアマネのテレワーク可能な求人は多数見つかります。
介護ワーカー|検索ワード「在宅ワーク」で検索
ただ、フルリモートワークが可能かというと、そうではありません。
ケアプランのモニタリング(評価)の業務は利用者本人・家族から定期的に聞き取りをする必要があります。作成したケアプランと比較しながら「プラン通りにサービス提供が可能か」「提供サービスは適切か」「以前との変化点」などを細かく情報収集しなければいけません。
モニタリングは本人・家族を目で見て行うのが基本のため、モニタリングのテレワークは難しいです。
先ほどお見せした求人も注意書きに以下のことが記載されていました。
- 在宅ワーク対応可能♪出社週1回程度でOK◎(MTGはZoom対応)
フルリモートワークは不可でも週に何日かは可能ということですね!
実際にケアマネのテレワークを経験された方々の感想についてはネット上にいくつかありましたので、リンクしておきますね
ケアマネのテレワーク感想
ちなみに、ケアマネのテレワーク可能求人を探すなら、介護ワーカーへの登録は必須です。
介護ワーカーは求人数が非常に豊富なため、テレワーク求人が見つかりますが、それ以外の転職エージェントサイトはほぼ同様の求人を有していませんでした。
非公開求人も多数あるため、求人があり次第、連絡してくれますよ♪
相談対応業務専門職員
介護施設への入居相談の対応や生活相談など、多岐に渡る問い合わせ業務を行う専門職員もテレワークが可能です。
施設に属している場合には難しいかもしれませんが、会社の本社に属して対応している場合、テレワーク可能な求人も徐々に増えてきました。
多くの場合、マニュアルが整備されているので、未経験であっても問題ありませんよ~!
本社社員・管理職
最後に本社の社員や管理職・マネージャー職です。
法人会社であれば、本社の管理職やマネージャー職は基本内勤で仕事が行えます。
本来であれば現場に出向いて、施設の利用者や介護職員と対面でマネジメント・指示等を行うのが理想です。しかし、2020年~2023年頃の新型コロナウイルスの影響もあり、感染症のリスクを減らすためにも、マネジメント業務はリモートで十分と認識されてきています。
事業所運営のための広報や営業、マネジメント業務も基本テレワーク可能!実際に介護ワーカーで検索すると、本社勤務の管理職の求人が見つかりました。
求人としては少ないですが、介護職経験者の方が優遇されるため、興味があれば覗いてみてくださいね♪
最後に:テレワーク求人を探すなら介護ワーカー
今回はエッセンシャルワーカーの代表例でもある介護職のテレワークについて紹介しました。
全ての介護職・介護資格者にテレワークを導入することは現状困難ですが、徐々にテレワーク可能な業務の移行も始まってきています。
特にケアマネや相談対応業務専門職員ではテレワーク比率が高くなりつつなってきました。
とは言っても多くの介護施設はテレワークの導入に躊躇しているのが現実で、待っていても数年・数十年は導入されないかもしれません・・・。
従って、既に導入を始めている介護施設・介護法人に転職するのが一番手っ取り早いです。
特に介護ワーカーは全国の求人を豊富に取り扱っているため、テレワーク可能求人を見つけるには最適!
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