今回の記事では医療費控除の申告方法について解説していくで!
ん?医療費控除って何や?節税効果どんなもんやっけ?ってキミは下の記事から読んでいってな☆
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医療費控除ってなんや?対象と節税効果を解説するで
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ちなみに、「申告=税金を取り戻すための手続き」ってイメージで捉えておけば大丈夫や。
そんで医療費控除は「確定申告」が必須やから、期限内に忘れずに自分で確定申告せなアカンのやで。年末調整では申告不可やから要注意や。
参考例年、2月中旬~3月中旬が雇われモンの確定申告時期やな。
医療費控除のおさらい
医療費控除のおさらいやで。
医療費控除額は以下の計算式が「10万円」を超える場合に適用することができるんや。(1月1日~12月31日の医療費)
医療費控除額の計算式
- 医療費控除額(上限200万円)=窓口で支払った医療費-補填される金額*-10万円(総所得が200万円以下の人は総所得金額の5%)
*保険金などで補填される金額:(例)生命保険契約などで支給される入院費給付金や健康保険などで支給される高額療養費・家族療養費・出産育児一時金など
※引用:【国税庁】No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)
医療機関までの交通費(電車・バス・タクシー)も医療費として認められてるで。ただし、自家用車を使用した場合のガソリン代や駐車場代は対象外や。
必須タクシー代は領収書が必須やから無くさんように!電車・バス代は領収書不要や。
自分の分だけじゃなく、家族(配偶者、子供など)の分も全部合算できるし、合算した実際の医療費が10万円を超えればOKやで~。
日頃の医療費を集計しておく:医療費集計フォーム
そうやな。実際にその年の医療費が10万円超えるかどうかなんて正直分からへんし、健康でいればほぼ超えへんと思うわ。
ただ、いつ病気や怪我するかなんて誰にも分からへんし、もしもの時に税金を少なくできるのが医療費控除や。
やから日頃から家族全員の医療費の領収書を保管したり、これから説明する医療費集計フォームに入力しておくことをおススメするで。
医療費集計フォームのDLと記入
医療費集計フォームは国税庁のHPからエクセルファイルがダウンロードできるで。
>>【国税庁】医療費集計フォームのダウンロード
ここに日頃の医療費や交通費を入力していけばいいんや。
項目は以下の通りで、家族分も全部同じエクセルシートに入力していったら大丈夫やで。
- 医療を受けた人
- 病院・薬局などの名称
- 医療費の区分
- 支払った医療費の金額
- 補填される金額
交通費については病院・薬局などの名称の項目に「○○病院の交通費(往復)」や「○○病院までの電車代」って感じで記入すればOKや。
公共交通機関を利用した場合は領収書が不要やけど、タクシーを利用した場合には必ず領収書を保管しとかなアカンで。
あと、医療を受けた人毎に病院・薬局は合算してもOKやし、別々に書いていってもOKや。
<例>
- 1月15日に○○病院で10,000円支払った(交通費は往復420円)
- 2月15日に○○病院で5,000円支払った(交通費は往復420円)
パターン1(合算)
- ○○病院:15,000円
- ○○病院交通費(往復):840円
パターン2(別々)
- ○○病院:10,000円
- ○○病院交通費(往復):420円
- ○○病院:5,000円
- ○○病院交通費(往復):420円
補填される金額については医療保険で返ってくるお金とか、高額療養費・家族療養費・出産育児一時とかが該当するで。
もし後日補填されるお金があるならその金額を「補填される金額」欄に記入や。
ちなみにこれはワイの実際の医療費集計フォームやで~。家族分全部合算させたもんや。ご参考までに。
領収書はいつまで保管?
医療費控除に使用する医療費の領収書は基本、提出不要やねん。その代わり、5年間自宅で保管しておく必要があるんや。
なお、医療費控除の明細書の記載内容を確認するため、確定申告期限の翌日から起算して5年を経過する日までの間、医療費の領収書(医療費通知を添付したものを除きます。)の提示又は提出を求める場合があります。
(注1) 経過措置として、平成29年分から令和元年分までの確定申告については、明細書を確定申告書に添付せず、領収書を確定申告書に添付するか、確定申告書を提出する際に提示することによることもできます。
※引用:【国税庁】No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)
例えば、2022年度(2022年1月1日~12月31日)の医療費控除は2023年3月15日までに確定申告せなアカンから・・・・
そっから5年経過やと、2028年3月15日までやな。
いざ、確定申告!ネットで簡単
2017年分の医療費控除からは領収書の提出が不要になった代わりに「医療費控除の明細書」を作成して提出するようになったんや。
確定申告に必要な書類は以下やで。(雇われモンの場合)
- 医療費控除の明細書
- 確定申告書
- 源泉徴収票
- 医療費通知(必要な人のみ)
医療費控除の明細書は以下からPDF版もしくはエクセル版がダウンロードできるで。
>>【国税庁】:医療費控除の明細書の書き方など
<医療費控除の明細書:書き方の例>
あとは確定申告書やけど、これは「国税庁 確定申告書等作成コーナー」から入力していくとPDFで出力できるんよ。
具体的な確定申告の方法については以下の記事で画像付きで紹介してるから参考にしてみてな~。医療費控除の入力方法も解説してるで。
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【2024年版】確定申告はネットで作成して郵送で完了!税務署に行かなくてOK
続きを見る
まとめ
医療費控除の申告
- 申告方法は確定申告のみ
- 日頃から医療費集計フォームに入力しておく
- 領収書は5年間保管
- 確定申告はネットがおススメ
今回は医療費控除の申告方法を解説したで〜。
いつ何時病気や怪我で医療費が膨らむか分からへんから、日頃から医療費の金額については気にしておいた方がいいな。
他の所得控除なんかも知りたければ以下の記事に一覧表載せてるから見てみてや~!ほな、また!
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所得控除と税額控除の一覧表|節税するならまずはコレから!
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