衛生

衛生:生活習慣病の予防①(19問)

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問1 生活習慣病の関する記述のうち正しいものはどれか。

①精神疾患は生活習慣病に含まれる。

②感染症は生活習慣病に含まれる。

③悪性新生物は生活習慣病のひとつである。

正解は③でした!

【解説】

①誤。精神疾患は生活習慣病ではない。

②誤。感染症は生活習慣病に含まれない。

③正。

 

問2 生活習慣病として不適切なものはどれか。

①脂質異常症

②統合失調症

③高血圧

正解は②でした!

【解説】

精神疾患は生活習慣病に含まれないため不適切である。また感染症など生活習慣病とは言わない。

 

問3 高血圧の危険因子として、最も重要なものはどれか。

①ナトリウム

②カリウム

③カルシウム

正解は①でした!

【解説】

ナトリウム(食塩)の過剰摂取は高血圧の危険因子である。

 

問4 特定健康診査・保健指導の対象年齢はどれか。

①20歳以上

②40~74歳

③75歳以上

正解は②でした!

【解説】

特定健康診査・保健指導は、生活習慣病の予防を目的として40~74歳を対象に2008年から開始された。

保健指導対象者の選定・階層化を行い、積極的支援や動機付け支援を行う。

 

問5 20歳以上の男性において、メタボリックシンドロームが強く疑われる者の割合として最も近い数値はどれか。(平成23年度調査より)

①12%

②30%

③50%

正解は②でした!

【解説】

メタボリックシンドロームは強く疑われる者の比率は、男性が28.8%、女性が10.4%、予備軍と考えられる者の比率は男性が21.4%、女性は7.2%であった。

 

問6 悪性新生物の近年の動向に関して正しいものはどれか。

①胃がんの年齢調整死亡率は大きく増加している。

②大腸がんの年齢調整死亡率は増大してきたが、近年は横ばいである。

③乳がんの年齢調整死亡率は低下している。

正解は②でした!

【解説】

①誤。胃がんの年齢調整死亡率は大きく低下している。

②正。

③誤。乳がんの年齢調整死亡率は上昇している。

 

問7 平成26年度におけるわが国の男性の喫煙率として最も近い値はどれか。

①10%

②20%

③30%

正解は③でした!

【解説】

男性は30.3%、女性は9.8%である。健康増進法などで禁煙社会が実現していっており、今後これらの値は減少すると考えられる。

 




問8 メタボリックシンドロームの診断基準の項目に該当しないものはどれか。

①腹囲

②血圧

③尿酸値

正解は③でした!

【解説】

メタボリックシンドロームの診断基準は腹囲を必須項目とし、その他に血中脂質、血圧、血糖値の項目がある。

 

問9 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の最も大きな原因はなにか。

①喫煙

②アルコール

③高脂肪食

正解は①でした!

【解説】

喫煙はさまざまな肺疾患の原因であり、特に慢性閉塞性肺疾患(COPD)において最も因果関係が強いとされている。

 

問10 平成27年の日本の成人女性の肥満者の割合としてもっとも近いものはどれか。

①10%

②20%

③30%

正解は②でした!

【解説】

肥満の判定にはBMI(Body Mass Index)を用い、BMIが25を超えると肥満とされる。

平成27年の国民健康・栄養調査では成人男性の約30%、成人女性の約20%が肥満であった。

 

問11 肥満が危険因子となる可能性が最も高いものはどれか。

①前立腺がん

②大腸がん

③胃がん

正解は②でした!

【解説】

食習慣と栄養関連要因との関連を調査した疫学研究において大腸がんや閉経後乳がんなどは肥満が危険因子になる可能性が高い。

 

問12 メタボリックシンドロームの診断基準の1つの腹囲について男性における基準値はいくらか。

①80cm以上

②85cm以上

③90cm以上

正解は②でした!

【解説】

男性は85cm以上、女性は90cm以上が基準値となる。

女性は体質的に男性よりも皮下脂肪が厚いため基準値は男性よりも高くなっている。

 

問13 メタボリックシンドロームの診断基準の1つである高血糖(空腹時)の基準値はどれか。

①90mg/dL以上

②110mg/dL以上

③200mg/dL以上

正解は②でした!

【解説】

メタボリックシンドロームは腹腔内脂肪蓄積を必須項目とし、その他に高血糖、高血圧、脂質代謝異常の3つのうちから2つ以上の項目が該当する場合、メタボリックシンドロームと診断される。

 

問14 喫煙と部位別にみたがん死亡の相対リスクが最も高いのはどれか。

①肝臓がん

②胃がん

③咽頭がん

正解は③でした!

【解説】

喫煙はさまざまながんのリスクを増加させるが、特に呼吸器系のがんの大きなリスク要因とされており、非喫煙者に比べ咽頭がんのリスクが約5.5倍にもなる。

 

問15 生活習慣病として誤っているものはどれか。

①Ⅰ型糖尿病

②脂質異常症(高脂血症)

③高血圧

正解は①でした!

【解説】

Ⅰ型糖尿病は膵臓のランゲルハンス島のβ細胞が破壊されて、インスリンの生産量が著しく低下することによって起こるので生活習慣病とはされない。

Ⅱ型糖尿病は生活習慣病である。

 

問16 腹囲以外にメタボリックシンドロームの診断の指標に用いられる検査項目はどれか。

①血糖値

②心電図

③PIVKA2

正解は①でした!

【解説】

メタボリックシンドロームの診断基準は腹囲を必須項目とし、そのほかに高血糖、高血圧、脂質異常症のうちから2つが該当すればメタボリックシンドロームとされる。

 




問17 生活習慣病の予防として誤っているものはどれか。

①禁煙

②有酸素運動

③予防接種

正解は③でした!

【解説】

感染症は生活習慣病ではないので感染症を予防する予防接種は生活習慣病の予防ではない。

 

問18 30年前と比較して女性の年齢調整死亡率が低下している悪性新生物の部位はどこか。

①気管、気管支及び肺

②乳房

③胃

正解は③でした!

【解説】

食生活の欧米化などに伴って胃がんが減少し、乳がん、大腸がん、結腸がんが増加している。

 

問19 現在の我が国の成人男性の肥満者の割合として、最も近い値はどれか。

①10%

②20%

③30%

正解は③でした!

【解説】

肥満の判定はBMIを用いて行う。

平成27年度の国民健康・栄養調査では成人男性の約30%、成人女性は約20%が肥満であった。

 

 

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  • この記事を書いた人

木元 貴祥

【保有資格】薬剤師、FP、他 【経歴】大阪薬科大学卒業後、外資系製薬会社「日本イーライリリー」のMR職、薬剤師国家試験対策予備校「薬学ゼミナール」の講師、保険調剤薬局の薬剤師を経て現在に至る。 今でも現場で働く現役バリバリの薬剤師で、薬のことを「分かりやすく」伝えることを専門にしています。 お問い合わせ・家庭教師の依頼

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