★成績優秀者限定の就活|薬学生プレミア
問1 平成28年における死因別死亡率において二番目に死亡率が高い死因はどれか。
①悪性新生物
②心疾患
③肺炎
正解は②でした!
【解説】
第1位は悪性新生物、第2位は心疾患、第3位の肺炎は2011年以降、脳血管疾患に代わって第4位から第3位となった。
問2 0-4歳の年齢階級において最も高い死因はどれか。
①悪性新生物
②不慮の事故
③先天奇形、変形及び染色体異常
正解は③でした!
【解説】
0-4歳は先天的な要因、5-14歳では悪性新生物、15-39歳では自殺、40-89歳では悪性新生物が最も高い。
問3 原因・動機別に見た自殺者数(平成28年)において最も多い原因・動機はどれか。
①健康問題
②経済・生活問題
③学校問題
正解は①でした!
【解説】
1位は健康問題、2位は経済・生活問題、3位は家庭問題である。
健康問題を原因・動機とする自殺者は11014人と2位の経済・生活問題の3552人よりも三倍近く高い。
いかに健康であることが大切かうかがえるので、しっかり覚えておこう。
問4 部位別に見た悪性新生物の年齢調整死亡率の推移で男性に最も多い部位はどこか。
①胃
②肺
③大腸
正解は②でした!
【解説】
男性では平成5年ごろまでは胃がんによる死亡が最も高かったが現在では気管、気管支及び肺が最も高くなっている。
これは胃がんの大きな原因となるヘリコバクターピロリの除菌が進み、胃がん患者が減少し、長年喫煙していた人が次々肺がんとなっているためと推測できる。
問5 部位別に見た悪性新生物の年齢調整死亡率の推移で女性に最も多い部位はどこか。
①胃
②食道
③大腸
正解は③でした!
【解説】
女性は平成12年ごろまでは胃がんによる死亡者数が最も多かったが、平成27年では大腸がんによる死亡者数が最も多くなっている。
男性は肺がんが1位、女性は大腸が1位である。
イメージとして男性は女性に比べ喫煙者が多いこと、便秘(大腸とイメージを繋げる)は女性に多いということを知っていたら覚えやすいだろう。
問6 我が国の悪性新生物の部位別死因に関する記述に関して正しいものはどれか。
①1960年ごろに比べると胃の悪性新生物は増加傾向にある。
②子宮の悪性新生物は1955年から増加したが、近年はほぼ横ばいである。
③欧米と比較し、胃の悪性新生物の年齢調整死亡率は高い。
正解は③でした!
【解説】
①誤。増加傾向ではなく減少傾向にある。
②誤。子宮の悪性新生物は1955年から減少したものの、近年は横ばいである。
③正。記述の通りである。
問7 患者調査と国民生活基礎調査の比較に関する記述のうち正しいものを選べ。
①国民生活基礎調査では受療率を知ることができる。
②国民生活基礎調査では正確な疾病をもとめることができる。
③患者調査は3年に1回行われる。
正解は③でした!
【解説】
①誤。受療率ではなく有訴者率(自覚症状のある者の割合)を求めることができる。
②誤。がんなど本人が知らない疾病が隠れている場合があり、不正確なことがある。
③正。三年に1回(10月のある一日)に行われる。
問8 受療率について入院で最も高い傷病分類はどれか。
①精神および行動の障害
②消化器系の疾患
③呼吸器系の疾患
正解は①でした!
【解説】
入院では、精神及び行動の障害、循環器系の疾患、新生物が上位を占めている。
問9 受療率について外来で最も高い傷病分類はどれか。
①感染症および寄生虫
②消化器系の疾患
③新生物
正解は②でした!
【解説】
外来では消化器系の疾患、循環器系の疾患、筋骨格系及び結合組織の疾患、呼吸器系の疾患が多い。
問10 疾病別患者数が最も高い疾病はどれか。
①高血圧性疾患
②糖尿病
③高脂血症
正解は①でした!
【解説】
高血圧性疾患の患者はほかの疾病に比べて圧倒的に多く2011年の時点では9067(千人)であり、2位の糖尿病2700(千人)の三倍以上もある。
問11 2005年以降の年齢階級別死亡率において、20-39歳の死因の第一位はどれか。
①心疾患
②悪性新生物
③自殺
正解は③でした!
【解説】
2005年以降の日本における年齢階級別死亡率において、乳児の第一位の死因は先天奇形、変形及び染色体異常であり、20-39歳では自殺である。
幼児では溺死や交通事故などの不慮の事故が多く、高齢になるに従い悪性新生物や心疾患、肺炎などによる死亡率が高くなる。
問12 悪性新生物の年齢調整死亡率に関する記述のうち正しいものはどれか。
①日本は他の先進国に比べ、乳がんにおける年齢調整死亡率は高い。
②日本は他の先進国に比べ、胃がんにおける年齢調整死亡率は高い。
③日本は他の先進国に比べ、肺がんにおける年齢調整死亡率は高い。
正解は②でした!
【解説】
悪性新生物の年齢調整死亡率は他の国と比べて日本では胃がんが高く、肺がんや乳がんは低い。近年は胃がんによる年齢調整死亡率は低下してきていることを知っておこう。
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