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問1 骨吸収を促進する細胞はどれか。
①破骨細胞
②骨芽細胞
③骨細胞
正解は①でした!
【解説】
破骨細胞は、骨基質タンパク質や無機質要素を消化する加水分解酵素や酸を分泌することで骨を破壊する(骨吸収)。
問2 間葉系幹細胞から分化した細胞で骨基質タンパク質の合成・分泌、骨基質の石灰化などの機能をもつ細胞はどれか。
①骨細胞
②骨芽細胞
③破骨細胞
正解は②でした!
【解説】
骨芽細胞は、骨基質を作るために必要な膠原繊維(Ⅰ型コラーゲンなど)を合成し、分泌することで骨形成に関与している。
問3 リンとカルシウムを主成分とし、骨の固形成分の約2/3を占める無機質はどれか。
①Ⅰ型コラーゲン
②ヒドロキシアパタイト
③オステオカルシン
正解は②でした!
【解説】
骨芽細胞が分泌するⅠ型コラーゲンの周りに、リン酸カルシウムが沈着しヒドロキシアパタイトとなり骨が形成される。
ヒドロキシアパタイトは細胞間基質(骨基質)である。
問4 破骨細胞による骨吸収抑制し、血漿Ca2+濃度を低下させるホルモンはどれか。
①カルシトニン
②パラトルモン
③エストロゲン
正解は①でした!
【解説】
血中のCa2+濃度が上昇すると、甲状腺の傍ろ胞細胞からカルシトニンが分泌され、破骨細胞の機能を抑制することで血中のCa2+の濃度を低下させる。
問5 筋収縮の制御に関する記述のうち、正しいのはどれか。
①骨格筋の筋小胞体は、Ca2+を放出又は取り込んで、筋原繊維の収縮・弛緩を制御する。
②平滑筋の運動は、随意的に調節することが出来る。
③平滑筋は、運動神経の支配のみを受ける。
正解は①でした!
【解説】
①正。骨格筋の筋原繊維の収縮と弛緩を制御するイオンはCa2+である。
②誤。平滑筋は消化管や血管壁にある不随意筋である。
③誤。平滑筋は、自律神経の支配を受けている。
問6 皮膚の表皮に存在する骨髄由来の樹状細胞であり、抗原提示細胞として免疫応答に関与する細胞はどれか。
①メラニン細胞
②メルケル細胞
③ランゲルハンス細胞
正解は③でした!
【解説】
ランゲルハンス細胞は、表皮の有棘層の細胞間に存在する抗原提示細胞である。
メラニン細胞は、表皮の基底層に存在し、メラニン色素を生成する。
メルケル細胞は表皮に存在し、感覚ニューロンと接触して、触覚の受容に関与する。
問7 腋窩部などに多く、脂質やタンパク質が含まれる汗を分泌する腺はどれか。
①アポクリン汗腺
②エクリン汗腺
③小汗腺
正解は①でした!
【解説】
汗腺にはエクリン腺(小汗腺)とアポクリン腺(大汗腺)がある。
エクリン腺は全身に分布し、水を主成分とする汗を出し、蒸発させることで体温を下げる働きがある。
アポクリン腺は腋窩部に多く存在し、脂肪やタンパク質が含まれる汗を産生する。
問8 皮膚に関する記述のうち、正しいものはどれか。
①表皮の細胞は、ケラチンを合成している。
②マイスネル小体は、温覚の受容器である。
③体性感覚の刺激は、視床下部で中継され、大脳皮質に投射される。
正解は①でした!
【解説】
①正。表皮の細胞の多くはケラチノサイトであり、ケラチンを合成している。
②誤。マイスネル小体は、触覚の受容器である。
③誤。視床下部ではなく視床で中継される。
問9 触覚小体に分類されるものはどれか。
①マイスネル小体
②パチニ小体
③クラウゼ小体
正解は①でした!
【解説】
①正。マイスネル小体は、真皮に存在する触覚の受容器である。
②誤。パチニ小体は、圧変化と振動を感知する圧覚受容器である。
③誤。クラウゼ小体は、主に冷覚受容器である。
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