★成績優秀者限定の就活|薬学生プレミア
問1 薬剤師免許の絶対的欠格事由として該当しないものはどれか。
①未成年者
②成年被見人
③麻薬中毒者
正解は③でした!
【解説】
絶対的欠格事由(与えられない)には未成年者、成年被見人、被保佐人がある。相対的欠格事由(与えられないことがある)には心身の障害、麻薬中毒者等がある。
問2 次の記述のうち正しいものはどれか。
①薬剤師国家試験に合格した者は、申請によりすべて薬剤師免許が与えられる。
②薬剤師免許証再交付申請をした薬剤師は、再交付を受けるまで調剤することができない。
③薬剤師は、販売又は授与の目的で調剤した時は、患者又は現にその看護にあたっているものに対し、調剤した薬剤の適正な使用のために必要な情報を提供しなければならない。
正解は③でした!
【解説】
①誤。欠格事由に該当する場合は免許を受けられないことがある。
②誤。再交付を受けるまでの間も調剤することができる。
③正。
問3 次の記述のうち正しいものはどれか。
①病院の調剤所の薬剤師が、他の病院で診察に従事する医師の処方箋を持参した患者に対し、調剤を断った。
②薬剤師は、災害により薬局で調剤できない場合には、都道府県知事にあらかじめ届ければ、仮設場所で調剤できる。
③薬剤師であれば、例えば漢方薬のような一定の薬剤について、処方箋によらずに販売または授与の目的で調剤を行うことができる。
正解は①でした!
【解説】
①正。調剤所では、その病院の医師が発行した処方箋のみ受け付けできる。
②誤。都道府県知事に届ける必要はない。
③誤。調剤には処方箋が必要である。
問4 次の記述のうち正しいものはどれか。
①薬剤師は、調剤済みとなった処方箋に、調剤済みの旨、調剤年月日、その他厚生労働省令で定める事項を記入し、かつ、記名押印し、又は署名しなければならない。
②薬剤師は医薬品の適正使用のために必要と思われる情報であっても、処方医の指示なしに情報提供を行ってはならない。
③薬剤師は、販売または授与の目的で調剤したときは、患者又は現にその看護に当たっている者に対し、調剤した薬剤の適正な使用のために必要な情報を提供しなくてもよい。
正解は①でした!
【解説】
①正。
②誤。情報共有は薬剤師の義務である。
③誤。必ず情報提供する必要がある。
問5 薬剤師法に定める薬剤師の任務又は義務でないのはどれか。
①調剤
②検査のための採血
③医薬品の供給
正解は②でした!
【解説】
人体からの採血は医師の業務である。
また看護師や臨床検査技師なども医師の指導及び監督のもと、採血することができる。
問6 医師法、歯科医師法、薬剤師法の第1条によって定められている医師、歯科医師薬剤師の共通の任務がどれか。
①医療を効率的に提供する体制の確保
②生命の尊重と個人の尊厳の保持
③国民の健康な生活の確保
正解は③でした!
【解説】
医師、歯科医師、薬剤師の共通の任務として、「公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。」と各法律の第一条に定められている。
問7 薬剤師免許の絶対的欠格事由に該当するものはどれか。
①視覚障害者
②成年被後見人
③精神機能障害者
正解は②でした!
【解説】
視覚障害者や精神機能障害者は相対的欠格事由に該当し、厚生労働大臣は薬剤師免許を与えないことができる。
問8 薬剤師免許に関する記述のうち、正しいのはどれか。
①薬剤師名簿に登録されて免許が発効する。
②日本で薬剤師免許を持っていれば米国でも免許が与えられる。
③現住所を変更した場合は、免許証の訂正を申請しなければならない。
正解は①でした!
【解説】
①正。薬剤師名簿に登録された時点で薬剤師の免許は有効となり、薬剤師業務に従事することができる。
②誤。日本の免許を持っているだけでは米国の薬剤師免許は与えられない。
③誤。現住所は名簿登録事項ではないため、変更したとしても訂正申請は必要ない。
問9 厚生労働大臣が、薬剤師の免許の取り消し等の処分をするにあたって、あらかじめ意見を聴かなければならないのはどれか。
①医道審議会
②裁判所
③都道府県知事
正解は①でした!
【解説】
厚生労働大臣は、薬剤師の免許の取り消し等の処分をするにあたっては、あらかじめ、医道審議会の意見を聴かなければならない。
問10 在宅医療を受けている患者の居宅において医師が処方を交付した。これを受け付けた薬剤師が当該居宅において行うことができる業務として正しいのはどれか。
①患者に必要な情報を提供する。
②医師に疑義照会を行った後、医師の指示により薬袋の記載を変更する。
③調剤録を作成する。
正解は①でした!
【解説】
薬剤師が患者居宅で行うことができる調剤行為は以下の通りである。
- 処方箋を受領すること。
- 処方箋中に疑わしい点があるかを確認すること。
- 処方箋中に疑わしい点があるときには、その処方箋を交付した医師に問い合わせて、疑わしい点を確かめること。
- 薬剤を交付すること。
- 調剤した薬剤に関する情報を提供すること。
- 処方医の同意を得て、当該処方箋に記載された医薬品の数量を減らして調剤すること。
問11 次の記述のうち正しいのはどれか。
①医療法は病院、診療所及び病院内の調剤所の解説の許可並びに管理に関し必要な事項を定めている。
②医療は、医療の担い手と国との信頼関係に基づいて行われるべきことが規定された。
③地域医療支援病院は、救急医療を提供する能力を有する必要がある。
正解は③でした!
【解説】
①誤。病院内の調剤所の解説については定められていない。
②誤。国ではなく医療の担い手と医療を受ける者との信頼関係に基づく。
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