★成績優秀者限定の就活|薬学生プレミア
問1 病院の医師から保険薬局に対して、保険処方箋に基づいた在宅患者訪問薬剤管理指導の依頼があった。薬剤師の対応のうち、誤っているのはどれか。
①薬学的管理指導を、石の指示に基づいて行なった。
②家庭用血圧計で血圧を毎日測定し、記録するよう指導した。
③病院薬剤師はこの業務が行えないことを、患者家族に説明した。
正解は③でした!
【解説】
在宅患者訪問薬剤管理指導は、病院の薬剤師も行うことが可能である。
問2 在宅訪問において薬剤師に求められている行為としてふさわしくないものはどれか。
①残薬の整理をする。
②血圧などのバイタルサインをチェックする。
③患者の一部負担金を減免する。
正解は③でした!
【解説】
震災などによる被災地域の住民には、医療機関や薬局の一部負担金や入院時の食費・居住費等の減免を受けられる場合がある。
しかし、在宅訪問薬剤管理を行うだけでは一部負担金の減免を受けることはできない。
問3 自宅療養中の患者に対して処方医への確認なしで薬剤師が行える業務として、適切なものはどれか。
①服薬カレンダーによる服薬支援。
②便秘薬が効かない為、倍量服用するよう指導する。
③散剤でむせるので水剤に変更する。
正解は①でした!
【解説】
患者自身による服薬管理が困難な場合は、服薬カレンダーの活用で服薬を支援することは、処方医への確認なしで行うことができる業務である。
問4 大雨の翌日、床上浸水の被害にあった男性が、汚水に使った室内を消毒する目的で薬局を訪れた。この男性に提案する消毒剤として最も適切なものはどれか。
①グルタラール液
②ベンザルコニウム塩化物
③オキシドール
正解は②でした!
【解説】
①誤。グルタラールは蒸気が呼吸器や眼の粘膜を刺激するので、室内の消毒には適さない。
②正。ベンザルコニウム塩化物は、皮膚や粘膜への刺激性やにおいが殆どないため、室内の消毒に適している。
③誤。オキシドール(過酸化水素)は、毒性および刺激性ともに低いが、漂白作用があるため室内の消毒には適していない。
問5 エコノミークラス症候群予防のために薬剤師が提供する情報として適切でないものはどれか。
①足の腫れや痛みがあるときは、すぐに医療機関を受診してください。
②水分の摂取を控えてください。
③足や足の指をこまめに動かしてください。
正解は②でした!
【解説】
エコノミークラス症候群の予防としては、ゆったりとした服装にすること、足や足の指をこまめに動かすこと、こまめに水分をとることなどが挙げられる。
問6 災害発生時に多数の傷病者がいる場合、できるだけ多くの傷病者を救うために、いくつかの群に分け、治療優先度を決めることをトリアージというが、無呼吸、死亡の群は何色に分けられるか。
①赤
②緑
③黒
正解は③でした!
【解説】
①誤。緑は自分自身等で処置可能な軽症患者である。
②誤。赤は迅速な治療の必要とする重症患者である。
③正。黒は無呼吸や死亡者である。
問7 学校薬剤師を配置しなくてもよい学校はどれか。
①幼稚園
②大学
③高等学校
正解は②でした!
【解説】
「大学以外の学校には、学校歯科医および学校薬剤師を置くものとする。」と学校保険安全法第23条第2項に定められている。
問8 地域における薬剤師の活動に関する記述のうち、適切でないのはどれか。
①未使用の医療用医薬品を回収し、有効期限内の医薬品を再利用する。
②地域住民の健康に積極的に関わる。
③保健機能食品に関する情報提供を行う。
正解は①でした!
【解説】
一度交付された医薬品は、未使用で有効期限内であっても再利用することはない。
問9 学校薬剤師に関する記述のうち、誤っているのはどれか。
①学校の環境衛生検査に従事する。
②学校において調剤を行う。
③学校の保険安全計画の立案に参画する。
正解は②でした!
【解説】
学校において調剤を行うことはない。
問10 総合感冒薬を求めて来局したAさん。Aさんは翌日、国民体育大会に選手として参加予定である。総合感冒薬に含まれる成分で、Aさんに推奨できないのはどれか。
①イブプロフェン
②dl-メリルエフェドリン
③アセトアミノフェン
正解は②でした!
【解説】
メチルエフェドリンは、世界アンチ・ドーピング機構において禁止薬物に定められている。
問11 以下の問いに答えよ。
下図は、製造販売業者から独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)へ報告された、一般用医薬品が原因と疑われる副作用の数を円グラフで示したものである。
図のア及びイに入る薬効分類の組み合わせとして、正しいのはどれか。
ア | イ | |
① | 総合感冒薬剤 | 漢方製剤 |
② | 総合感冒薬剤 | 胃腸薬 |
③ | 胃腸薬 | 漢方製剤 |
正解は①でした!
【解説】
一般用医薬品においても、重篤な副作用が多数報告されており、使用者、症状、経過、服用歴、併用薬、既往歴など様々な情報を収集し、副作用発現時の対応なども説明し、販売する必要がある。
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