★成績優秀者限定の就活|薬学生プレミア
問1 病院は何床以上の患者を入院させるための施設をいうか。
①10床
②20床
③30床
正解は②でした!
【解説】
20床以上の患者を入院させるための施設を有するものを病院といい、開設には都道府県知事の許可が必要である。
入院施設を有さないもの、または19床以下の患者を入院させるための施設を有するものを診療所と言う。
問2 次の記述のうち正しいものはどれか。
①病院に勤務する薬剤師は、その業務遂行に関し、その病院の管理者の監督に服する。
②病院内にある調剤所の構造設備基準は、医薬品医療機器等法における薬局のものと同じである。
③病院や診療所の開設は、行政庁に対する届け出が必要である。
正解は①でした!
【解説】
①正。
②誤。病院内の調剤所の構造設備基準は、医療法に基づき定められる。
③誤。病院の開設は都道府県知事の許可が必要である。
問3 次の記述のうち正しいものはどれか。
①地域医療支援病院は、救急医療を提供する能力を有する必要はない。
②専任の薬剤師を置くとして厚生労働省令で定める基準は、病院または医師が常時3人以上勤務する診療所である。
③医療法の医療提供の理念で述べられている医療の内容には、疾病の予防のための措置は含まれない。
正解は②でした!
【解説】
①誤。地域医療支援病院は、救急医療を提供する能力を有する必要がある。
②正。
③誤。疾病の治療のみならず、予防のための措置及びリハビリテーションを含む。
問4 医療法の目的として、正しいのはどれか。
①保険給付の確保
②良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保
③薬物乱用防止
正解は②でした!
【解説】
医療法は医療を受ける者の利益の保護及び良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を図り、もって国民の健康の保持に寄与することを目的とする。
問5 医療法に基づく医療の基本理念に含まれていないのはどれか。
①生命の尊重
②包括医療
③安楽死
正解は③でした!
【解説】
現在の日本では安楽死は認められていない。
治療、予防、リハビリテーションが連携した医療を包括医療と言う。
問6 医療法で規定する医療提供の理念に該当しないのはどれか。
①医療の担い手の地位向上に努める。
②医療の担い手と医療を受ける者との信頼関係を基本とする。
③生命の尊重と個人の尊厳の保持を旨とする。
正解は①でした!
【解説】
医療提供の理念には、
- 生命の尊重と個人の尊厳の保持を旨とする
- 薬剤師を含む医療の担い手と医療を受ける者との信頼関係に基づくこと
- 医療の内容は疾病の治療だけでなく、予防のための措置およびリハビリテーションを含む良質かつ適切なものであること
- 国民自らの健康の保持増進のための努力を基礎とすること
等が含まれる。
問7 医療を受ける者に対する医療の担い手の責務として、医療法に規定されているのはどれか。
①医療技術の普及
②医療計画の策定
③良質かつ適切な医療の提供
正解は③でした!
【解説】
医療法において、医療を受ける者に対する医療の担い手としての責務として、良質かつ適切な医療の提供を行うよう努めなければならないことが規定されている。
問8 医療法に規定されている病院の病床の種別に該当しないのはどれか。
①精神病床
②救急病床
③感染症床
正解は②でした!
【解説】
病床の種類には精神病床、感染症病床、結核病床、療養病床、一般病床がある。救急病床はない。
問9 医療法において、地域医療支援病院の要件に該当しないのはどれか。
①高度な医療技術の開発を行う能力
②原則として200床以上の病床
③救急医療を提供する能力
正解は①でした!
【解説】
地域医療支援病院の承認要件として、
- 他の病院等から紹介された患者に対して医療を提供すること
- 救急医療を提供する能力を有すること
- 地域医療従事者の資質向上のための研修実施能力があること
- 病床数200床以上
- 医薬品情報管理室等の規定の施設を有すること
などがあげられる。
問10 医療法において、医療提供体制の確保を図るための計画(医療計画)を定めると規定されているのはどれか。
①国
②都道府県
③市町村
正解は②でした!
【解説】
都道府県は、厚生労働大臣が定めた基本方針に即し地域の実情に応じて、当該都道府県における医療提供体制の確保を図るための計画を定める。
問11 医療法に関する記述のうち正しいものはどれか。
①病院は20人以上の患者を入院させるための施設を有していなければならない。
②診療所には、専属の薬剤師を1名おく必要がある。
③特定機能病院は、大学附属病院に限られる。
正解は①でした!
【解説】
①正。
②誤。病院又は医師が常時3人以上勤務する診療所にあたっては、開設者は、原則として専属の薬剤師をおく必要がある。
③誤。大学附属病院という限定はされていない。
問12 次の記述のうち誤っているものはどれか。
①病院においては、医薬品に係る安全管理の体制が確保されなければならない。
②病院の管理者は、診療に従事していなくても、臨床研修を修了した医師でなければならない。
③外来患者の処方せんをすべて院外処方せんとしている病院であれば、専属の薬剤師を置かなくてもよい。
正解は③でした!
【解説】
①正。
②正。主に医業を営む病院又は診療所の管理者が、臨床研修等修了医師でなければならない。
③誤。原則、専属の薬剤師を置く義務がある。
問13 医療法に関する記述のうち誤っているものはどれか。
①特定機能病院の要件と1つとして、救急医療を提供する能力を有することが求められている。
②病院の管理者は、医療の安全を確保するための指針を策定しなければならない。
③厚生労働大臣は医療提供体制の確保を図るための基本方針を定め、都道府県はこれに即し、かつ地域の実情に応じて、当該都道府県の医療計画を定める。
正解は①でした!
【解説】
①誤。救急医療を提供する能力を有することは地域医療支援病院の承認要件の1つである。
②正。管理者の義務である。
③正。記述の通り。
問14 薬局と薬剤師の役割に関する記述のうち、誤っているのはどれか。
①都道府県が策定する医療計画には、薬局を含めた医療連携体制における医療機能に関する情報提供の推進について定めることとされている。
②都道府県は医療計画に基づき、医療圏ごとに薬局の計画的な整備を行わなければならない。
③薬局は医療連携体制の中で、調剤を中心とした医薬品や医療・衛生材料などの供給地点としての役割を担うことが求められている。
正解は②でした!
【解説】
①正。
②誤。医療圏ごとの薬局の計画的な整備を行う義務は定められていない。
③正。
問15 病院の管理者が医療法の規定に基づいて、医薬品に係る安全管理体制の確保のために講じなければならない措置はどれか。
①従業者に対する研修の実施
②医薬品購入に係る委員会の設置
③医薬品保管庫の保守点検の実施
正解は①でした!
【解説】
①正。医薬品に関する研修を従業者に実施することにより、医薬品の適正使用を促進していく必要がある。
②誤。このような規定はない。
③誤。医薬品保管庫の保守点検をする必要はない。
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