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問1 異物の体内動態と代謝に関する以下の記述のうち正しいものはどれか。
①異物代謝の第Ⅱ相反応では酸化、還元及び加水分解が主に行われる。
②代謝されることにより毒性が高まることを代謝的活性化という。
③異物代謝の第Ⅰ相反応では抱合反応が行われる。
問2 肝ホモジネートの遠心分離においてS9画分を抽出するときにかかる重力加速度(g)はどれか。
①90
②900
③9000
問3 グルクロン酸抱合を行う酵素がある画分はどこか。
①可溶性画分
②ミクロソーム画分
③ミトコンドリア画分
問4 硫酸抱合酵素が含まれる画分はどこか。
①可溶性画分
②ミクロソーム画分
③ミトコンドリア画分
問5 アミノ酸抱合酵素がある画分はどこか。
①可溶性画分
②ミクロソーム画分
③ミトコンドリア画分
問6 シトクロムP450が主に存在する細胞内小器官はどこか。
①滑面小胞体
②粗面小胞体
③リソソーム
問7 シトクロムP450に関する記述のうち誤っているものはどれか。
①ヘムタンパク質でありヘム鉄を含んでいる。
②嫌気的条件下では還元反応を触媒することもある。
③CO2と結合し、450nmに吸収極大を示すのでシトクロムP450と呼ばれている。
問8 ベンゾ〔α〕ピレンを基質とするシトクロムP450の分子種はどれか。
①CYP1A1
②CYP1A2
③CYP2B
問9 オメプラゾールを主な基質とするCYP分子種はどれか。
①CYP1A1
②CYP2C19
③CYP3A4
問10 シトクロムP450の酸化反応機構において、シトクロムP450はNADPHと分子状酸素の存在下、主にNADPHによって供給される電子を利用して結果的に異物に酸素原子一個を付加し、残りの酸素原子を水に還元するがこの際利用する電子はいくつか。
①1つ
②2つ
③3つ
問11 CYPヘム鉄に配位結合をすることで代謝を可逆的に阻害する薬剤はどれか。
①エリスロマイシン
②シメチジン
③アスピリン
問12 正常状態で最も多量に存在するCYP分子種はどれか。
①CYP1A2
②CYP2C9
③CYP3A4
問13 胎児型のP450であり生後1年で20分の1に低下するものはどれか。
①CYP2B
②CYP2E1
③CYP3A7
問14 シトクロムP450の脱アルキル化において共通して生成するものはどれか。
①アルデヒド
②二酸化炭素
③一酸化窒素
問15 ベンゾ〔α〕ピレンのエポキシ化に関与する主なシトクロムP450の分子種はどれか。
①CYP1A1
②CYP2C19
③CYP3A4
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