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問1 尿細管に含まれないものはどれか。
①ボーマン嚢
②ヘンレ係締
③遠位尿細管
正解は①でした!
【解説】
尿細管は、近位尿細管、ヘンレ係蹄、遠位尿細管からなる。
また、腎小体は糸球体とボーマン嚢からなる。
問2 糸球体でろ過される原尿の量として正しいのはどれか。
①1L
②150L
③500L
正解は②でした!
【解説】
血液が糸球体を通過するときに加圧ろ過をうけ、原尿が生成される。
この原尿は1日約150L~180Lになるが、99%以上は尿細管で再吸収されるため、1日の尿量は1L~1.5Lである。
問3 尿細管において水の再吸収が起こらないのはどこか。
①近位尿細管
②遠位尿細管
③ヘンレ係蹄上行脚
正解は③でした!
【解説】
ヘンレ係蹄上行脚では、水の再吸収は起こらない。
この結果、間質側の浸透圧が上昇し、下行脚と集合管において尿から水を再吸収する原動力となる。
問4 血圧を調節するホルモンで腎臓の傍糸球体細胞から分泌されるものはどれか。
①レニン
②エリスロポエチン
③バソプレシン
正解は①でした!
【解説】
血圧を調節するホルモンで、傍糸球体細胞から分泌されるのはレニンである。レニンはアンギオテンシノーゲンをアンギオテンシンⅠに変換させるホルモンである。
詳しいメカニズムはこちらの記事をご参照。
エリスロポエチンは赤血球の産生を促進するもので、腎臓の繊維芽細胞から分泌される。
バソプレシンは、脳下垂体後葉から分泌されるホルモンで、集合管において水の再吸収を促進する。
問5 腎臓に関する記述のうち、正しいのはどれか。
①ネフロンの機能には、糸球体ろ過、尿細管再吸収及び尿細管分泌がある。
②糸球体でろ過された原尿のうち、およそ99%の水は尿として排泄される。
③ヘンレ係蹄上行脚では、大量の水が再吸収される。
正解は①でした!
【解説】
①正。ネフロンは腎小体と尿細管からなり、腎の機能上、構造上、最小単位である。
②誤。ろ過された原尿の99%は尿細管に再吸収される。
③誤。ヘンレ係蹄上行脚では、水は再吸収されない。
問6 瞳孔へ入る光の量を調節している器官はどれか。
①角膜
②毛様体
③虹彩
正解は③でした!
【解説】
①誤。角膜は外界の像を眼内に取り入れる入口としての機能をもつ。
②誤。毛様体は眼房水の産生やピント調節に関与している。
③正。瞳孔括約筋と瞳孔散大筋の収縮と弛緩によって瞳孔へ入る光の量を調節している。
問7 網膜に存在する光受容細胞のうち、色を感知するのはどれか。
①桿体
②錐体
③双極細胞
正解は②でした!
【解説】
網膜に存在する光受容細胞のうち、色を感知するのは錐体である。桿体は光の強弱を感知している。
また、双極細胞は網膜の光受容細胞からの情報を大脳皮質に伝達する際に関与する細胞である。
問8 下図はヒトの眼球断面の模式図である。1〜5のうち網膜はどれか。
正解は⑤でした!
【解説】
①誤。角膜である。
②誤。水晶体である。
③誤。硝子体である。
④誤。毛様体である。
⑤正。網膜である。
問9 目の構造と機能に関する記述のうち、正しいのはどれか。
①強膜は眼球の一番内側に存在する。
②虹彩の瞳孔括約筋の収縮により散瞳を起こす。
③毛様体は眼房水を生成し、眼圧の調節をする。
正解は③でした!
【解説】
①誤。強膜は眼球の最外層にあり、固く白い膜である。
②誤。虹彩の瞳孔括約筋が収縮すると、縮瞳が起こる。
③正。毛様体は血管に富む組織であり、眼圧の調整に関与する眼房水を生成する。
問10 聴覚に関する記述のうち、正しいのはどれか。
①音は外耳道を経て、中耳、内耳へと伝えられる。
②鼓膜は、中耳と内耳の境目に存在する。
③前庭器官は聴覚の感覚受容器である。
正解は①でした!
【解説】
①正。記述の通りである。
②誤。鼓膜は、外耳と中耳の境目にある。
③誤。前庭器官は蝸牛管と結合し、内リンパ液を含む。前庭器官は頭の動きや空間内の頭の位置を検出する平衡感覚の受容器である。
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