★成績優秀者限定の就活|薬学生プレミア
問1 次の記述のうち正しいものはどれか。
①保健所は、所轄区域内において活動できる学校薬剤師を指定する。
②一般用医薬品のうち、ミノキシジルは、睡眠改善薬として使用されている。
③保健機能食品は、特定保健用食品と栄養機能食品又は機能性表示食品に分類されている。
正解は③でした!
【解説】
①誤。学校薬剤師を任命するのは、学校設置者である。
②誤。ミノキシジルは睡眠改善薬ではなく発毛促進薬である。
③正。これら3つを総称して保健機能食品という。
問2 地域薬局の役割に該当しないのはどれか。
①地域住民の健康診断
②調剤
③医薬品の販売
正解は①でした!
【解説】
薬剤師は診断をすることはできない。
地域住民の健康診断は、地域薬局ではなく、病院や診療所、各自治体及び労働者の各勤務先などで実施される。
問3 学校薬剤師に関する記述のうち正しいものはどれか。
①小・中・高・大学に1人以上置く必要がある。
②学校薬剤師は、学校保健計画及び学校安全計画の立案に参画する。
③学校のプールの水質検査は学校薬剤師の仕事ではない。
正解は②でした!
【解説】
①誤。学校薬剤師は大学以外の学校に置くことになっている。
②正。学校保健安全法において、学校医、学校歯科医及び学校薬剤師は、学校における保健管理に関する専門的事項に関し、技術及び指導に従事することと定められている。
③誤。プールの水質検査も学校薬剤師の仕事である。
問4 平成28年度の医薬分業率として最も近い値はどれか。
①50%
②60%
③70%
正解は③でした!
【解説】
平成28年度の医薬分業率は71.7%である。
医薬分業率には地域格差があり、最高県86.9%に対し最低県では49.4%である。
問5 次の記述のうち誤っているものはどれか。
①昭和36年の薬事法改正により、我が国に医薬分業制度が導入された。
②医薬分業は、情報開示の要請に合致している。
③医薬分業のメリットの一つとして、医師が手持ちの医薬品の種類にとらわれず、患者に最も適した医薬品を処方できることがあげられる。
正解は①でした!
【解説】
①誤。明治7年の医制の発布により、医薬分業が法制化されている。
②正。医薬分業のメリットである。
③正。医薬分業のメリットである。
問6 医薬分業に関する記述のうち正しいのはどれか。
①院外処方率は、診療所の方が病院よりも高い。
②病院からの院外処方せんの発行を促した一因とて、診療報酬点数表における薬剤管理指導料の点数の段階的引き上げがあげられる。
③医薬分業のために、薬局が医療機関を経営することが良いと思われる。
正解は②でした!
【解説】
①誤。院外処方率は病院の方が高い。
②正。他にも医療機関の入院患者に対する薬剤師の手当を厚くすることで、医薬分業促進の要因の1つとなっている。
③誤。薬局は医療機関から経済的、機能的、構造的に独立していなければならない。
問7 医薬分業におけるデメリットとして、正しいのはどれか。
①患者の負担額が増加する。
②患者のアドヒアランスが低下する。
③医療機関の院内在庫が増加する。
正解は①でした!
【解説】
医薬分業において、患者が自由に薬局を選べる。
- 患者のアドヒアランスが向上する
- 医療機関の院内在庫が減少する
- 医療機関でも待ち時間が減少する
など、様々なメリットが期待できる。
しかし、薬局での調剤の費用が余分にかかるため患者の負担額が増加する。
問8 医薬品流通に関する記述について正しいものはどれか。
①薬価改定は約3年ごとに行われる。
②医療用医薬品と一般用医薬品の近年の生産額は、ほぼ同額である。
③医療用医薬品の流通では、自由価格と公定価格が混在している。
正解は③でした!
【解説】
①誤。薬価改定はおおよそ2年ごとに行われる。
②誤。近年の医療用医薬品の生産額は、一般用医薬品の約9倍である。
③正。公定価格とは薬価基準の価格である。
成績優秀者ではなくとも就活は有利にできる!